どうも、だいぶ前に公認会計士試験に合格したgordito(ゴルディート)です。
- 2021年(令和3年)公認会計士試験の合格率はどのぐらいだろう?
このような疑問を解決できる記事になっています。
なぜなら、2021年(令和3年)公認会計士試験の合格率、願書提出者数(≒受験者)、合格者の年齢、女性比率、想定される就職先等紹介するからです。
記事を読み終えると、2021年(令和3年)公認会計士試験の結果等を理解することができます。
2021年(令和3年)公認会計士試験の合格率
先日、2021年(令和3年)公認会計士試験の合格発表がありましたが、合格率は9.6%でした。
久しぶりに合格率が10%を下回りましたが、昨年(合格率10.1%)とほぼ同水準となっています。
受験仲間のトップ10%に入れば良いという点は変わっておらず、受験者にとっては目標がはっきりしていますね。
2021年(令和3年)公認会計士試験の願書提出者数
願書提出者数は14,192人で、受験者数が6年連続で増加しています。
受験者数が激減した頃(2010年前後)のような「合格率の乱高下」、「就職難民」等がないので、受験者が増えているのでしょう。
来年も更に受験者が増加してくれると嬉しいものです。
2021年(令和3年)公認会計士試験合格者の年齢や性別
合格者の平均年齢は24.5歳(令和2年は25.5歳)、合格者の最低年齢は19歳(令和2年は18歳)、最高年齢は60歳(令和2年は61歳)でした。
大きな変化はないですが、平均年齢の若年化が気になりますね。
合格者の女性比率は21.8%(令和2年は24.6%)でした。
前年対比で女性比率が少し低下してしまいました。
2021年(令和3年)公認会計士試験合格者の就職先
公認会計士試験の合格者の主な就職先は監査法人です。
大手監査法人(4大監査法人)の2021年の募集要項を採用ページで確認したところ、採用予定人数は次の通りでした。
監査法人名 | 採用予定人数 |
有限責任監査法人トーマツ | 300人程度 |
EY新日本有限責任監査法人 | 未公表 |
有限責任あずさ監査法人 | 未公表 |
PwCあらた有限責任監査法人 | 未公表 |
令和2年に引き続き、トーマツ以外の3法人は採用予定人数は未公表です。
しかし、監査法人の規模や私が監査法人に就職した時のことを考えると、EY新日本、あずさはトーマツと同程度の採用人数(300人程度)になり、PwCあらたは100人程度になると予想できます。
つまり、大手監査法人の採用人数は1,000人程度になるでしょう。
試験合格者1,360人のうち、既に就職している人や大学1、2年生などで就職活動をしない人も一定数います。
そのため、就職希望の試験合格者は、ほとんどの人が希望をすれば大監査法人のいずれかに就職できる状況と言えるでしょう。
コロナ禍でも関係なく監査法人は多忙だと噂は聞いてるので、就職状況は悪くなさそうですね。
短いですが、今回の記事は以上となります。
公認会計士試験の合格者の90%程度は予備校に通って合格しています。
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