どうも、オフィスチェア選びに失敗し、改めて購入したgordito(ゴルディート)です。
- オフィスチェアの選び方を知りたい。
- オフィスチェアの有名メーカーを知りたい。
このような疑問や悩みを少しでも解決できる記事になっています。
なぜなら、オフィスチェア選びに失敗したのち、自分なりによく調査して新たなオフィスチェアを購入した私がオフィスチェアの選び方を紹介するからです。
記事を読み終えると、オフィスチェアの選び方がわかると共に、実際に調査すべきオフィスチェアの有名メーカーが理解できます。
オフィスチェアの選び方 - 3要素
オフィスチェア選びで検討すべき項目は次の3つです。
メーカー
オフィスチェア選びで検討すべき項目の1つが「メーカー」です。
無名メーカーのチェアを購入し、失敗した経験があるので、個人的には有名メーカーをおすすめします。
その理由は次の通りです。
品質が担保される
無名メーカーと比較すると、有名メーカーの方が高品質のオフィスチェアを販売している可能性が高いです。
というのも、有名メーカーのオフィスチェアの方がより厳格なテストを実施し、品質管理がしっかりしているからです。
一方、無名メーカーのオフィスチェアは有名メーカーと見た目は似ていたりしますが、どのようなテストを実施しているかは不明です。
実際、私がネット通販で購入した無名メーカーのオフィスチェアは何ヶ月も座っていないのに座面がぺちゃんこになってしまいました。
おそらく、その無名メーカーはJIS基準等の場合に行うような通常負荷テスト、耐久性テスト等も行わず、販売しているのだと思います。
高品質を求めるなら有名メーカーのオフィスチェアの方が望ましいでしょう。
所有欲が満たされる
有名メーカーのオフィスチェアの方が所有欲が満たされる可能性が高いです。
不満があったことも一因ですが、私は無名メーカーのオフィスチェアを購入したものの、すぐに有名メーカーのものが欲しくなってしまいました。
多くの人がこれまでの人生で「安物買いの銭失い」を経験していると思います。
オフィスチェアは買い替えが面倒なので、すぐに買い替えが必要にならないよう有名メーカーのものを購入した方が無難です。
ご自身の所有欲を満たしてあげましょう。
主要な有名メーカー7社
品質の担保、所有欲の充足のためには有名メーカーのオフィスチェアが良いと紹介しましたが、どのような有名メーカーがあるのでしょうか。
ここでは主要な有名メーカーを7社紹介します。
オカムラ(okamura)
国内のオフィス家具4大メーカーの1つです。
4大メーカーの中でもオフィスチェアとしては最も有名でしょう。
コンテッサ セコンダ(Contessa Seconda)を筆頭に数多くのオフィスチェアを展開しています。
取り扱っているお店も多いので、試座(試しに座る)しやすいの良いですね。
有名な商品をいくつか紹介します。
●コンテッサ セコンダ(Contessa Seconda)-20万円前後
フラッグシップモデルのコンテッサ セコンダ(Contessa Seconda)がオカムラのオフィスチェアとしては最も有名ですね。
セコンダ(イタリア語。英語ではセカンド)となっている通り、初代コンテッサの発売から約20年も経つロングセラー商品です。
日本を代表するオフィスチェアと言って良いでしょう。
●バロン(Baron)-15万円前後
コンテッサ セコンダ(Contessa Seconda)と同様、ジウジアーロ・デザイン(イタリア)とオカムラのコラボーレーションで生まれたバロン(Baron)も人気があります。
コンテッサ セコンダ(Contessa Seconda)より一回り小さめの商品になります。
●シルフィー(Sylphy)-10万円前後
シルフィー(Sylphy)は「バックカーブアジャスト機構」を備え、背もたれのカーブを人によって変えることができるモデルです。
前傾にすることが可能なモデルであるため、文字を書く作業が多い方にも向いていますね。
●その他
背もたれの出っ張りが特徴的なフィノラ(Finora)、独特なリングフレーム構造をしているサブリナ(Sabrina)等、豊富なラインナップを揃えています。
コクヨ(KOKUYO)
国内のオフィス家具4大メーカーの1つです。
個人向けの販売は強化していないのか、気になるオフィスチェアがあってもなかなか試すことができないのが難点です。
東京にはオフィスチェア等を試せるコーナーが品川にありますが、インスパイン(INSPINE)、エアフォート(AIRFORT)等のハイエンドモデルは体験できなさそうです(家具体験コーナー)。
実店舗に訪問していませんが、高級オフィスチェアのショップとして有名なワーカホリック(WORKAHOLIC)にはそれなりの種類がありそうですね。
視座しにくいのはコクヨ(KOKUYO)に限ったことではないので、後ほどショールーム等を紹介します。
話しを戻し、いくつか商品を紹介します。
●インスパイン(INSPINE)-13万円〜
インスパイン(INSPINE)はコクヨのフラッグシップモデルになります。
座面の角度調整、ランバーサポート(ワイヤー)、可動肘等の機能にこだわり、現在のワークスタイルに対応した座り心地を実現したモデルです。
●エアフォート(AIRFORT)-9万円〜
ランバーサポートが空気を出し入れするタイプの珍しいモデルです。
座面クッションにスリットが入っており、放熱性に優れている点も珍しいですね。
●イング(ing)-8万円〜
360°グライディングを特徴とし、体圧分散にも優れているモデルです。
360°グライディングが背骨のS字カーブを自然につくるため、ランバーサポートのないデザインとなっています。
●その他
ハイエンドモデルのベゼル(Bezel)、ペルビックアジャストサポートにより後傾姿勢と前傾姿勢の両方に対応した位置に背もたれを動かせるデュオラ(Duora)等、オカムラに劣らず種類は豊富です。
イトーキ(ITOKI)
国内のオフィス家具4大メーカーの1つです。
オカムラ、コクヨのようにオフィスチェアのラインナップは豊富です。
他の有名メーカーと比較して価格は抑えめです。
4大メーカーの高級オフィスチェアを初めて購入する場合には、真っ先に候補に上がるメーカーになるでしょう。
●スピーナ(Spina)-15万円前後
スピーナ(Spina)はイトーキのフラッグシップモデルになります。
着座と同時に座面が沈み込みながら後方へスライドし、背もたれのランバー部が前方に迫り出す機構があり、身体をしっかりとサポートするようになっています。
●フリップフラップ(FLIP FLAP)-13万円前後
折り紙の発想から生まれたモデルで、身体の動きに合わせて三次元的に折れ曲がる構造となっています。
アメリカ、ドイツ、香港等でデザイン賞を受賞しています。
●サリダ YL9(SALIDA YL9)-4万円前後
こちらはサリダチェアコレクションの中で最上級モデルになります。
お手頃価格であり、在宅チェアとしては人気商品です。
●その他
フレームが姿勢によって形を変えるセクアチェア(Sequa)、腰部はしっかりとフィットし肩部は自由に動かせるフィット&フリーを採用したエフチェア(f)等、様々なチェアを展開しています。
内田洋行(UCHIDA)
国内のオフィス家具4大メーカーの1つです。
他の3メーカーと比較すると、オフィスチェアは一般消費者にはあまり知られていないと思います。
気になる商品はショールームで試すのが良いと思います。
●パルス(Pulse)-10万円前後
北海道大学、北海道立心身障害相談所と共同開発したハイエンドモデルになります。
骨盤を立たせて姿勢を安定化させるための工夫がなされています。
ユニバーサルデザイン賞も受賞しています。
●エルフィ(Elfie)-5万円前後
パルス(Pulse)の設計思想をもとに新しく開発されたリクライニング機構や座面クッションにより、パルス(Pulse)の動作を実現したモデルです。
パルス(Pulse)よりリーズナブルな価格設定が嬉しいですね。
●エージェイ チェア 2(AJ CHAIR 2)-5万円前後
3次元的に伸縮するメッシュ構造のモデルです。
上部の肩まわりの開孔は大きくデザインし、腰回りは細かい開孔することで、姿勢変化への呼応と適切な支えを実現しています。
●その他
パルス(Pulse)に次ぐハイグレードモデルのセレッツァ(Sellezza)、コストパフォーマンスに優れたシンプルモデルのカリッサ2(CARISSA 2)などがあります。
ハーマンミラー(HermanMiller)
オフィスチェアと言えばハーマンミラー(HermanMiller)というぐらい言わずと知れた有名メーカーですね。
最高傑作と言われるアーロンチェア(Aeron Chair)を筆頭に、セイルチェア(Sayl Chairs)、ミラ2チェア(Mirra 2 Chairs)等、有名なモデルが複数あります。
いずれかのモデルは購入候補に上がる人は多いでしょう。
●アーロンチェア(Aeron Chair)-20万円前後
良し悪しはともかくとして、最も有名な高級オフィスチェアと言って良いでしょう。
高級オフィスチェアを購入したい方の多くは、アーロンチェア(Aeron Chair)を試しに座ってみると思います。
高級品を扱う家具屋での取り扱いも多く、気軽に試せるので、ぜひ一度は座ったりしてみてください。
●セイルチェア(Sayl Chairs)-10万円前後
セイルチェア(Sayl Chairs)も人気モデルの1つです。
機能性だけでなく特徴的なデザインが好きな方が多いイメージです。
アーロンチェア(Aeron Chair)と比較すると手の届きやすい価格であることも人気の1つでしょう。
●ミラ2チェア(Mirra 2 Chairs)-15万円前後
座る人の動作に一体となって動くモデルがミラ2チェア(Mirra 2 Chairs)です。
アーロンチェア(Aeron Chair)、セイルチェア(Sayl Chairs)と比較すると知名度は落ちると思いますが、機能性、デザイン性ともに素晴らしいチェアです。
●その他
知名度、人気共に少し落ちるが、ユーザーには評判の良いエンボディチェア(Embody Chairs)、比較的体重が重めの人に向いていると言われているセラチェア(Celle Chairs)等があります。
スチールケース(Steelcase)
スチールケース(Steelcase)はハーマンミラー(HermanMiller)と同様、アメリカ発のメーカーです。
日本における輸入オフィスチェアとしてはトップレベルに有名ですね。
●リープ(Leap)-15万円前後
スチールケース(Steelcase)といえば、リープ(Leap)を思い浮かべる人が多いくらい知名度のあるモデルです。
正直、パッと見た感じではフツーのオフィスチェアという感じですが、座るとフツーではないことがわかります。
背もたれや座面が良い感じに曲がってくれるんです。
デザインがもう少し良ければ、もっと人気が出るように思います。
●ジェスチャー(Gesture)-15万円前後
タブレット端末の普及等に伴う姿勢の変化に対応したモデルです。
リープ(Leap)より新しいハイエンドモデルですが、リープ(Leap)ほどの人気はなさそうです。
パッとしないデザインだからだと思うのは私だけでしょうか。
●シンク(Think)-10万円前後
背もたれの樹脂ワイヤーがしなやかに変形し、背中のラインに沿ってフィットするモデルです。
個人的にはリープ(Leap)やジェスチャー(Gesture)よりもデザイン性が高いと思っています。
●その他
リーズナブルでデザインも良いスチールケース・シリーズ・ワン(Steelcase Series 1)、従来のメッシュチェアを凌ぐ究極な座り心地を実現したスチールケース・カーマン(Steelcase Karman)等があります。
エルゴヒューマン(Ergohuman)
2005年創業と、今回紹介した有名メーカーの中で最も新興のメーカーとなります。
創業から15年程度しか経っていませんが、オフィスチェアとしての知名度は抜群で販売数もトップレベルだと思います。
ちょっとした家具屋にも商品が置いてあるので、試座しやすく、価格設定も絶妙で、なおかつモデルが少なくて非常にわかりやすいです。
高級オフィスチェアの販売店として有名なワーカホリック(WORKAHOLIC)においてもエルゴヒューマンが売れているらしく、人気の高さがわかりますね。
●エルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)-10万円前後
新品価格10万円程度で購入できる人気のオフィスチェアです。
多くの高級オフィスチェアに試座してきましたが、エルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)の独立したランバーサポートは個人的に最も快適に感じました。
●エルゴヒューマン ベーシック(Ergohuman Basic)-9万円前後
パッと見はエルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)もエルゴヒューマン ベーシック(Ergohuman Basic)も変わりません。
しかし、次の通りエルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)にしかない機能があります。
1万円程度しか差がないので、購入するならエルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)の方が良さそうですね。
●エンジョイ(Enjoy)-8万円前後
エルゴヒューマンシリーズと同じ素材・部品を使用していますが、エンジョイ(Enjoy)はランバーサポートが独立していません。
エルゴヒューマン ベーシック(Ergohuman Basic)よりも更に価格が下がります。
●その他
エルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)にオットマンが内蔵されシリーズ最上位モデルとなるエルゴヒューマン プロ オットマン(Ergohuman PRO ottoman)、最新モデルのエルゴヒューマン スケート(Skate)などがあります。
その他の有名メーカー
その他にもスイスのヴィトラ(vitra)、ドイツのウィルクハーン(Wilkhahn)やセダス(Sedus)、アメリカのノル(Knoll)やヘイワース(HAWORTH)など無数の有名メーカーが存在します。
調べ始まるとキリがないので、入手しやすいメーカーのものの中で選ぶのも1つです。
他の人とかぶりたくない場合、王道から外すのが良いでしょう。
価格
「価格」もオフィスチェア選びで検討すべき項目の1つです。
オフィスチェアを購入する場合、財布との相談が必要です。
予算が豊富な人は新品を購入すると思います。
しかし、新品を購入するのは予算の少ない庶民にはちょっと躊躇する金額です。
というのも、先ほど紹介したオカムラ(okamura)のコンテッサ セコンダ(Contessa Seconda)、ハーマンミラー(HermanMiller)のアーロンチェア(Aeron Chair)、スチールケース(Steelcase)のリープ(Leap)等の新品価格は約20万円です。
20万円あれば、フルカーボンの105グレードの新品ロードバイクが買えてしまいます。
私が若い頃に乗っていたHONDAの可愛いスクーター、ジョルノ(GIORNO)の新品価格も20万円程度です。
今まで家具屋で安めのデスクチェアを購入していた方々には、やはり高級チェアの価格は高く感じることでしょう。
しかし、幸い高級オフィスチェアは新品だけでなく、中古もそれなりに出回っています。
例えば、アーロンチェア(Aeron Chair)の新品価格は約20万円ですが、中古価格は10万円を下回るものもあります。
次のいずれかに該当するような場合、中古商品を探すのがおすすめです。
- 少しでも安く購入したい。
- 高級オフィスチェアが本当に素晴らしい座り心地を提供してくれるのか不安。
- 複数の高級チェアを長期間使用したい。
- 中古商品に抵抗がない。
ただし、新品でも5万円程度の場合や中古価格も新品価格とたいして変わらない場合には新品を購入するのが良いのかなと思います。
個人的には、中古で購入するのであれば、実際に現物を確認することが大事だと思います。
中古のオフィスチェアは1つ1つ状態が異なり、写真だけではわからない傷や汚れがあるものです。
実際に視座すると共に状態を確認し、価格に見合うものか確認しましょう。
機能
「機能」もオフィスチェア選びで検討すべき項目の1つですね。
オフィスチェアに求める機能は各々異なります。
オフィスチェアに座り、のんびり休みたいのであれば、ヘッドレストやオットマンがあるモデルが良いでしょう。
勉強したり、絵を描いたりと前かがみになる姿勢が多いのであれば、前傾機能のついたモデルが適しているでしょう。
オフィスチェアの主要な機能は次の通りです。
基本的に機能が追加されればされるほど、価格は上昇します。
上下昇降
上下昇降は必須の機能です。
というのも、身長に応じた座面高に調整する方が快適に座れる可能性が高いからです。
JOIFA(日本オフィス家具協会)では、次の通り座面高の目安を紹介しています。
座面の高さの目安 : 身長 × 1/4
つまり、身長が170cmの場合、座面高の目安は42.5cmになります。
一方、160cmの場合、座面高の目安は40cmです。
ご自身の身長を基に座面高を簡便的に計算し、その前後数cm程度は上下昇降できる商品を選びましょう。
この観点からも上下昇降機能は必須だと思います。
リクライニング
リクライニングも必要な機能と言えるでしょう。
というのも、快適な背もたれの反発の程度は体重や体型等によって差があるからです。
少なくとも3段階程度の調整が可能になっている商品が良いでしょう。
また、リクライニングのロック機能の有無も検討項目になります。
オフィスチェアの上で昼寝したり、休んだりしたりすることを想定した場合、ロック機能はあった方が望ましいです。
ちなみに、視座して頂ければわかりますが、リクライニングのロック機能とヘッドレストはワンセットで考えた方が良いと思います。
なぜなら、背もたれを倒した状態でロックできても、頭を支えるヘッドレストがないと頭が安定せずツラいだけだからです。
個人的には、ヘッドレストがないのに、リクライニングのロック機能があってもあまり意味がないように思います。
逆にヘッドレストがあって、リクライニングのロック機能がないものは問題ありません。
オフィスチェアの上で休むことがあまりない場合、リクライニングのロック機能はなくても良いと思います。
肘掛け
肘掛けも必要な機能の1つと言えるでしょう。
というのも、肘掛けがなく、両手を支えられないと肩こりの原因になったりするからです。
肘掛けには「固定式」と「可動式」があり、好みに応じて選ぶと良いでしょう。
座った時に肘を肘掛けに乗せられないぐらい低いと、あまり肘掛けの意味をなさないので、「固定式」を選ぶ場合、実際に視座することをおすすめします。
「可動式」は肘掛けの上下の可動だけでなく、ひじを乗せる台が前後左右に可動するモデルもあるので、使用用途に適するか検討する必要がありますね。
また、肘掛けがあると机の下にオフィスチェアをしまいづらくなったりするので、デスクの高さ等や構造を事前に調べ、チェアとデスクの相性は考えた方が良いでしょう。
ランバーサポート
ランバーサポートは、できればあった方が良いかなという機能です。
重要性が劣るのは、ランバーサポートの種類によっては快適に感じないものもあるからです。
個人的にはエルゴヒューマンの独立したランバーサポートが最も心地良く感じました。
ただ硬く感じるだけで、快適とは思えないランバーサポートもありました。
ランバーサポートは好みが分かれると思うので、試座する時のチェック項目ですね。
前傾
前傾は、できればあった方が良いかなという機能です。
文章を手書きで書く場合、参考書をデスクに置いて勉強する場合等には必要な機能と言えるでしょう。
なぜなら、そのような場合には前傾姿勢になるからです。
座面が傾くようになっていたり、背もたれが前側にリクライニングできるようになっていたり、前傾姿勢をサポートする方法は様々です。
前傾機能が欲しい方は、いろんな商品を試した方が良いと思います。
座面スライド
座面スライドは、できればあった方が良いかなという機能です。
小柄な人には必須の機能かもしれません。
というのも、高級オフィスチェアは座面が大きいものが多く、奥行きが長すぎる場合があるからです。
アーロンチェア(Aeron Chair)のように複数のサイズ展開をしていれば小さいモデルを購入すれば良いですが、ほとんどの高級オフィスチェアはワンサイズです。
そのため、小柄な人は座面スライドで座面と背もたれの関係が快適になるよう調整する必要があります。
ヘッドレスト
ヘッドレストは、できればあった方が良いかなという機能です。
背もたれをリクライニングして休憩する時には必要だと思いますが、オフィスチェアに座っている時は作業しかしないのであれば、不要かもしれません。
ただ、不思議とヘッドレストがあると高級感が増すので、見た目重視で決定しても良いでしょう。
オットマン
オットマンは、不要な方が多い機能でしょう。
オフィスチェアの上で寝たり、足を伸ばして本を読んだり、リラックスするための機能と言えます。
気になる方は視座してみてください。
その他
他にも検討すべき機能は多岐に渡ります。
検討すべき項目としては、背もたれのサイズ(ローバック、ミドルバック、ハイバック等)、座面や背もたれの素材(布地、メッシュ、革等)、重量(重いモデルだと20kgを余裕で超えてきます)などがあります。
考えるべきことが多くて嫌になってしまうかもしれません。
オフィスチェアは「視座」がおすすめ!
紹介した検討すべき3項目(メーカー、価格、機能)でなんとなく狙いを定めつつ、実際に高級オフィスチェアに座りに行きましょう。
紹介した高級オフィスチェアメーカーのショールームやストアに行くと詳しい話しが聞けると思います。
オカムラ(okamura)
オカムラ(okamura)のショールームの内容は次の通りです。
場所 | 仙台、東京、大阪、福岡 |
営業時間 | 10:00〜17:30 ※一部10:00〜17:00 |
休館日 | 土日祝日 |
予約 | 必要 |
コクヨ(KOKUYO)
コクヨ(KOKUYO)のショールームの内容は次の通りです。
場所 | 東京 |
営業時間 | 8:30〜20:30 |
休館日 | 土日祝日 |
予約 | 不要 |
現在、利用可能なのは在宅勤務向け「家具体験コーナー」になります。
実際に座ることはできませんが、オンライン家具体験(予約必要)も可能です。
イトーキ(ITOKI)
イトーキ(ITOKI)のショールームの内容は次の通りです。
場所 | 東京、大阪、横浜、名古屋、広島、福岡 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 土日祝日、夏期休業日、年末年始 |
予約 | 必要 |
「オフィスプラザ」の展示商品には限りがあるらしく、様々なオフィスチェアを座ることはできないかもしれません。
目当てのオフィスチェアがあるか事前に電話で確認した方が良いようです。
内田洋行(UCHIDA)
内田洋行(UCHIDA)のショールームの内容は次の通りです。
場所 | 東京 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 土日祝日、夏期休業日、年末年始 |
予約 | 必要 |
ハーマンミラー(HermanMiller)
ハーマンミラー(HermanMiller)ストアの内容は次の通りです。
場所 | 東京(丸の内)、東京(青山) |
営業時間 | 月-土 / 12:00〜20:00 日、祝日 / 11:00〜19:00 |
定休日 | なし(年末年始を除く) |
予約 | 不要 |
予約は不要ですが、案内や製品の視座を希望する場合、事前に予約した方が望ましいようです。
スチールケース(Steelcase)
スチールケース(Steelcase)のショールームは個人向けにはなさそうです。
そのため、スチールケース(Steelcase)のオフィスチェアは販売店で試すことになりますね。
エルゴヒューマン(Ergohuman)
エルゴヒューマン(Ergohuman)のショールームの内容は次の通りです。
場所 | 東京、大阪、福岡 |
営業時間 | ショールームにより異なる |
定休日 | ショールームにより異なる |
予約 | ショールームにより異なる |
今回、紹介した7つのメーカーの中では、取り扱いのある家具屋が多いため、わざわざショールームに行かなくても良いかもしれません。
その他
家具屋でもオフィスチェアの視座は可能です。
私が訪れた家具屋は次の通りです。
大塚家具では、ハーマンミラー(HermanMiller)のオフィスチェアを複数、視座できました。
東京インテリアでは、オカムラ(okamura)の5-6モデルやエルゴヒューマン(Ergohuman)のオフィスチェアに視座しました。
地元の家具屋にはエルゴヒューマン(Ergohuman)のほとんどすべてのモデルを試しました。
その他、最終的に購入したスチールケース(Steelcase)やコクヨ(KOKUYO)、イトーキ(ITOKI)のモデルは中古オフィス家具で有名なオフィスバスターズ(複数店舗に訪問)で視座しました。
他に高級オフィスチェアの視座が可能なのは、ワーカホリック(Workaholic)やオフィスコムのショールームなどあるので、機会を見つけて足を運んでみてください。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
いかがでしょうか。
オフィスチェアの選び方がわかると共に、実際に調査すべきオフィスチェアの有名メーカーが理解できたのではないでしょうか。
高級オフィスチェア選びを楽しんで頂けると幸いです。
新しく購入するために現在所有のチェアを処分したい方は、オフィスチェア処分に関する次の記事をご覧ください。
意外に簡単に処分することができます。