どうも、スポーツバイクに出会ってから自転車移動にハマっているgordito(ゴルディート)です。
- 川沿い、湖沿いをサイクリングしている人をよく見かけるけど、サイクリングは趣味としておすすめなのかな?
- サイクリングする上で面倒なことってなんだろう?
このような疑問を解決できる記事になっています。
なぜなら、スポーツバイクを購入後、自転車移動にハマっている私がスポーツバイクをおすすめする理由などを紹介するからです。
具体的には、スポーツバイクの良い点(おすすめする理由)と悪い点(欠点)を紹介します。
記事を読み終えると、スポーツバイクの良い点、悪い点を理解でき、スポーツバイクをゲットすべきか、新たな趣味として自分自身に合うかどうか判断できるようになります。
スポーツバイクとは
冒頭から用いている「スポーツバイク」という言葉について簡単に説明します。
当記事では、多くの方に理解されやすいだろうと判断して「スポーツバイク」という用語を使用しますが、JIS(日本産業規格)でいう「スポーティ車」を主にイメージしてもらいたいです。
そもそもJIS(日本産業規格)でいう「スポーティ車」という言葉を初めて聞く方が多いと思うので、簡単に説明します。
JIS D 9111に自転車の分類や用語がまとめられており、自転車の分類は次の通りとなっています。
「スポーティ車(一般用自転車)」の定義は次の通りです。
主に一般道路における交通手段、中長距離の快適走行などを目的とし、チェンジギヤ装置を備えたものの総称。マウンテンバイク及びBMX車に外観の似たマウンテンバイク類形車(ルック車)、BMX類形車及びクロスバイクを含む。
注記 クロスバイクとは、マウンテンバイク及びレーシングバイクを一般道路での走行に適するよう設計(マウンテンバイクの場合はタイヤを細くし、レーシングバイクの場合はハンドルをフラット形バーにするなど)した自転車。よって、マウンテンバイクとレーシングバイクとを組み合わせた(クロス)自転車と呼ばれている。
JIS D 9111
具体例がないので少しわかりづらいと思いますが、ふんわりとした理解で大丈夫です。
当記事で用いる「スポーツバイク」は、JIS(日本産業規格)でいう「スポーティ車」をはじめとし、他にエントリーモデルのロードバイク、シングルスピードのピストバイク、フルリジッドのマウンテンバイク、スポーティな小径車(ミニベロ)などを指していると考えてください。
スポーツバイクの良い点(おすすめする理由)
私の考えるスポーツバイクの良い点(おすすめする理由)は次の通りです。
- スポーツバイクでのサイクリングはお手軽な趣味
- 自転車での行動範囲が広がる
- 季節の変化をより楽しめるようになる
- ダイエット効果がある
- その他
1つ1つ簡単に説明します。
スポーツバイクでのサイクリングはお手軽な趣味
他の趣味と比較して手軽なのがスポーツバイクに乗ったサイクリングです。
サイクリングは自転車さえ用意してしまえば、家を出たらすぐに始められます。
一方、私の他の趣味である「登山」は目的地(登りたい山)に到達するまでに時間とお金がかかります。
目的の山に行くまでに車で数時間かかり、帰りは高速自動車道の渋滞にはまることが多々あります。
また、複数人で行うスポーツと異なり、サイクリングは単独で走り出せるのもお手軽ポイントです。
他人と予定を合わせることなく、思い立ったら即行動できるのです。
私は海を見に行くコース、富士山を拝むコース、川沿いを走るコース、湖沿いを走るコースなどお気に入りのコースが複数あり、その時の気分と走れる時間でコースを選択しています。
家を出た瞬間に単独で開始できるサイクリングは本当お手軽で良い趣味だなと感じています。
自転車での行動範囲が広がる
スポーツバイクを所有していない時の自転車での行動範囲は半径3-5km程度でした。
スポーツバイクに乗り始めてから行動範囲が半径15-20km程度に拡大しています。
というのも、車体が軽かったり、変速段数が多かったり、何かとスポーツバイクは快適なので、長い距離が苦ではないのです。
私は運転が下手で、駐車も下手なので、自動車で出かけるのはあまり好きじゃないのですが、今まで自動車で行っていた場所に自転車で行けるようになったのは個人的に嬉しいことです。
個人差はあると思いますが、スポーツバイクに乗り始めてから自転車での行動範囲が広がった人は多いのではないでしょうか。
季節の変化をより楽しめるようになる
移動するスピードが遅くなれば遅くなるほど、通っている道の変化に気づきやすくなります。
スポーツバイクを入手したのち、スポーツバイクでの移動が増え、自動車で移動していた時よりも色々なものを感じるようになりました。
新しくできたお店に気づいたり、花の匂いを感じたり、鳥のさえずりに気づいたりします。
特に川沿い、湖沿いをサイクリングすると、桜が咲いていたり、ウグイスが鳴いていたり、蝉が鳴いていたり、草木が色づいてきたり、季節の変化をより楽しめるようになっています。
ダイエット効果がある
自動車やオートバイに乗るときと異なり、スポーツバイクの動力は人間なので、乗ってこぐだけで体力を使うことになります。
全く運動しないよりは、スポーツバイクに乗る生活をする方が筋力は維持でき、健康的であろうことは言うまでもないでしょう。
ダイエット効果があると高らかに言うことはできないですが、普段運動をしない人にとって、スポーツバイクによるサイクリングは健康維持に一役を買うはずです。
その他
他にもスポーツバイクの良い点はあります。
ガソリンを使わない等の理由で自動車、オートバイ等の他の移動手段と比較して、スポーツバイクによる移動(サイクリング)は環境負荷が少ないでしょう。
また、自動車やオートバイで移動する場合のガソリン代や駐車料金、電車やバスで移動する場合の運賃がかからないので、交通費の節約にもなるでしょう。
さらに、スポーツバイクはおもちゃみたいなもので、ハンドルの形を変えたり、8段変速から11段変速に変えたり、タイヤの太さを変えたり、色々とカスタマイズできる点も楽しみの1つと言えるでしょう。
スポーツバイクの悪い点(欠点)
もちろんスポーツバイクには良い点ばかりではなく、悪い点もあります。
私の考えるスポーツバイクの悪い点は次の通りです。
- 天候に左右される
- 急なトラブル(パンクなど)に苦労する
- その他
こちらも1つ1つ簡単に説明します。
天候に左右される
スポーツバイクに乗れるか否かは天候次第です。
雨の日は乗れなくはないですが、前後に泥除け(フェンダー)をつけておいたり、雨具(レインウェア)が必要になります。
風の強い日に向かい風の中、サイクリングするのは非常に辛いものです。
真夏の炎天下の中、サイクリングするのも大変です。日焼けはすごいし、汗が止まらず、適時に水分補給をしないと脱水症状になりやすいです。
雪の上で走れる仕様のスポーツバイクもありますが、基本的に積雪があれば乗るのは難しいです。
などなど、スポーツバイクに快適に乗れないケースは多々あります。
年間どれだけスポーツバイクに乗れるのかは住んでいるエリアによって大きく変わるのかなと思います。
天候に左右される点はスポーツバイクの最大の欠点かもしれません。
急なトラブル(パンクなど)に苦労する
自動車と比較した場合のトラブルはスポーツバイクの方が多いかなと思います。
よくあるトラブルがパンクですね。
スポーツバイクの中でもタイヤの太さが25〜28mm程度の細いものは、パンクしやすい傾向にあります。
パンクすると自分で修理するか自転車店に持ち込むのが一般的でしょう。
市街地でのパンクの場合、数km圏内に自転車店があるかもしれませんが、川沿い、湖沿いなどをサイクリングしている場合、近くに自転車店がないことが多々あります。
そのため、ある程度の距離をサイクリングするのであれば、予備のチューブを持つと共に自分でチューブ交換をできるようになった方が良いですね。
パンク対応に慣れなければならないこともスポーツバイクの欠点と言えるでしょう。
その他
他にもスポーツバイクの欠点はあります。
電車に乗せられるように輪行バッグを持ち合わせていればよいですが、基本的にはサイクリングで目的地まで到着したら、帰りもスポーツバイクに乗って帰ってくることになります。
時に疲労困憊になり、何十kmもスポーツバイクに乗って帰るのが億劫になることもあります。
また、当たり前ですが、同じ目的地に移動する場合、自動車、電車やバスなどの公共交通機関を利用した方が早いことが多いです。
スポーツバイクによる移動は他の移動手段と比較して時間がかかるのです。
さらに、スポーツバイク(ママチャリでもそうですが)には消耗品が多く使われているので、メンテナンスにある程度のお金がかかることは忘れてはいけません。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
いかがでしょうか。
スポーツバイクの良い点、悪い点を理解でき、スポーツバイクをゲットすべきか、新たな趣味として自分自身に合うか判断できるようになったのではないでしょうか。
初心者はどのようなスポーツバイクを選ぶべきか気になる方は次の記事をご覧ください。
スポーツバイクを始める手順について知りたい方は次の記事がおすすめです。