どうも、スポーツバイクをゲットしてからスポーツバイク生活を楽しんでいるgordito(ゴルディート)です。
- 初めてクロスバイクを購入したけど、どのようなものを揃えていけばいいのかな?
- スポーツバイクを手に入れたから、たまにはサイクリングを楽しみたいけど、どうコースを選べば良いんだろう?
このような悩みや疑問を少しでも解決できる記事になっています。
なぜならば、スポーツバイク生活に必要なグッズを紹介すると共に、簡単にサイクリングコースの選び方を紹介するからです。
記事を読み終えると、スポーツバイク本体以外に徐々に買い揃えるグッズがわかるだけでなく、どのようにしてサイクリングコースを選べば良いか少しわかるようになります。
スポーツバイク関連グッズをGETする!
前回の記事では、10万円未満のクロスバイクをピックアップして、車体選びの参考にしてもらいました。
しかし、記事としてかなり長くなっていたので、スポーツバイク本体以外に必要になるグッズに関しては詳細を説明しませんでした。
そこで、当記事ではまず、スポーツバイク本体以外に必要なグッズを必要性別に紹介します。
必要性高めのグッズ
必要性が高めのスポーツバイク関連グッズは次の通りです。
- カギ
- スタンド
- 空気入れ(またはバルブアダプター)
- 六角レンチ(アーレンキー)
- ライト
- ヘルメット
- オイル(チェーンルブ)
それぞれについて簡単に紹介します。
カギ
ママチャリと異なり、スポーツバイクには基本的にカギはついてません。
駐輪することがあれば、カギは必須です。
スポーツバイク用のカギですが、ワイヤー錠を愛用している方が多いですかね。
大きくダイヤルタイプとキータイプがありますが、カギをなくしやすい人はダイヤルタイプの方がおすすめです。
様々な種類がありますが、ドイツのABUS(アブス)はなかなか人気です。
定番商品の1つなので私も使ったことがありますが、チェーンをカバーしている部分の色褪せと汚れが少し気になりました。
また、60cmと110cmの2種類ありますが、自転車本体と柱や柵などを繋いでロックする場合、長めにしておいた方が無難です。
軽量性を重視する場合、次のような商品があります。
次のような巻き取り式もあります。
アメリカのKRYPTONITE(クリプトナイト)もABUSと同じように人気です。
私は車体と柵をつなげたいので1200mmバージョンを使っていますが、ワイヤーが太くなっているので、重量は300gもあります。
あと、小さめの南京錠だとワイヤーが通らずにロックできません。。。
そのため、スポーツバイク本体だけのロックにするのであれば、760mmタイプでいいのかなと思います。
また、Vブレーキタイプのクロスバイクを購入した方であれば、次のようなママチャリのようなカギを取り付けることも可能です。
セキュリティの高さを考えれば、次のような商品もあります。
一時期、この商品を使っていましたが、正直、あまりおすすめできません。
というのも、重量級だからです。
ロックする時にスポーツバイクを傷つけやすいという点も難点でした。
スタンド
普段乗りのスポーツバイクであれば、スタンドは必須だと思います。
基本的には、サイドスタンドという車体の左側に取り付けることになると思います。
ディスクブレーキタイプの場合、従来のサイドスタンドが取り付けられないケースが多いので、ディスクブレーキ対応のものにする必要があります。
個人的にはセンタースタンドが好きで、所有するスポーツバイク(スタンドを取り付けているもの)は全てセンタースタンドを取り付けています。
ただ、クロスバイクタイプはセンタースタンド取り付けに難儀することが多いと思うので、素直にサイドスタンドにした方が良いでしょう。
空気入れ(またはバルブアダプター)
無料で空気を入れてもらえる、または無料で空気入れを貸してもらえる自転車店は多いと思います。
なので、自転車店が近ければ、空気入れを購入しなくてもいいかもしれません。
しかし、自宅で空気を入れられないのは結構不便です。
また、サイクリングをするようになった場合、携帯空気入れを用意した方が無難で、自分自身で空気を入れられるようになる必要があります。
そのため、空気入れは持っておいた方が良いでしょう。
空気入れも様々なものがあります。
私はLEZYNE(レザイン)とTOPEAK(トピーク)の商品を持っていますが、他にもPANARACER(パナレーサー)、SERFAS(サーファス)は手に入れやすいと思います。
最初に購入したのは、LEZYNE(レザイン)の次の商品です。
そして、TOPEAK(トピーク)の商品も持っています。
こちらの商品は、ポンプヘッドを大人気商品であるHIRAME(ヒラメ)の縦カムに交換しています。
HIRAME(ヒラメ)は評判通り、高圧でもしっかりと空気を入れられるので満足しています。
PANARACER(パナレーサー)だと次の商品を買おうとしたことがあります。
ワンタッチでバルブに装着できるモデルです。
結局、同じポンプヘッドの商品を試しに使ってみたところ、操作感が好きではなく購入しませんでした。
ママチャリ用の空気入れを持っているし、空気入れは買いたくないという方には次のような商品があります。
仏式バルブにこの商品を使えば、英式バルブ用の空気入れ(ママチャリ用の空気入れ)で空気を入れることが可能です。
ただし、高圧対応の空気入れでないとポンピング(空気を入れる)にものすごく力が必要だったり、高圧入れることができなかったりします。
あとは、空気圧計がないとどの程度入っているか確認ができません。
そのため、スポーツバイク用の空気入れは持っていた方が便利です。
六角レンチ(アーレンキー)
スポーツバイク生活で最も必要な工具といえば、六角レンチ(アーレンキー)でしょう。
なぜならば、ありとあらゆるところに六角ボルトが使用されているからです。
私は工具好きなので、六角レンチは腐るほど持っています。
定番でいえば、PB SWISS(PBスイスツールズ)の商品ですかね。
ドイツメーカーのWera(ヴェラ)も有名です。
私はステンレスバージョンを所有しているのですが、結局、ほとんど使わずに工具箱に眠っています。
ケースから六角レンチを抜き出すのにそこそこ力が必要で、使わなくなってしまいました。
HOZAN(ホーザン)の商品はコスパが良いと思います。
他のセットと異なり、8mm、10mmがセット内容に含まれていませんが、それらを使うことは稀です。
HOZAN(ホーザン)ときたら、PARKTOOL(パークツール)ですね。
PARKTOOL(パークツール)の工具は基本的に高価格帯ですが、六角レンチセットはお手頃です。
他にも日本メーカーだと、六角レンチ専門のEIGHT(エイト)の商品も有名ですし、KTC(京都機械工具)は有名メーカーですが、安めの価格設定です。
ちなみに、今回紹介したものは、全て片側(長い方)がボールポイントになっています。
ボールポイントだと斜めから入れることができ、それが本当に便利なので、おすすめです(本締めはできません)。
また、割安だったりするので、セットのものを紹介しています。
ライト
夜間走行時にライトは必須です。
週末サイクリングでしかスポーツバイクの使用予定がない場合でも、ライトは持っていた方が良いです。
夏の間はまだしも、冬の間は17時頃には暗いです。
スポーツバイク用ライトと言えば、LEZYNE(レザイン)が有名ですね。
私は安価な400XLというシリーズを使っていました。
腕時計のようにバンドで固定するのですが、段差の乗り上げ等の少し強い振動でライトがズレやすく、その点がストレスでした。
どこでも買えるライトと言えば、CATEYE(キャットアイ)商品ですね。
先ほど紹介したLEZYNE(レザイン)のモデルと固定方法が異なり、こちらの方が振動で動くことは少ないです。
他にも、KNOG(ノグ)、crops(クロップス)などもあります。
今回、USB充電タイプを紹介しましたが、電池タイプもあります。
電池タイプのモデルの方が安価ですが、電池代を含めると長い間で見た場合、割高になります。
また、電池タイプは明るさが足りないモデルばかりです。
そのため、充電が少し面倒かもしれませんが、USB充電タイプをおすすめします。
ヘルメット
2023年4月1日から自転車ヘルメット着用が努力義務となりましたが、実際にヘルメットを被っている人はまだまだ少ないですよね。
自転車の事故を何度か目撃していますが、頭部をケガしている事例は確かに多いなと感じています。
被らないよりは被った方が安全上良いのは誰しもが納得することだと思うので、ヘルメットは用意するだけでなく、実際に着用しましょう(私もです!)。
ヘルメットも様々なものがありますが、日本人にフィットしやすいモデルが良いと思います。
OGK KABUTO(オージーケーカブト)の商品は日本人の頭にフィットしやすく、価格もお手頃なので、人気ですね。
注意点は、CANVASシリーズは全て1サイズ展開だということです。
私は、CANVAS URBAN、CANVAS SPORTS、CANVAS CROSSを試しに被ってみたことがありますが、頭の大きい私には全てフィットしませんでした。
そして、全て同じサイズ(頭周57-59cm)ですが、フィット感はそれぞれ異なりました。
なので、ヘルメットは実際にお店で被った方が良いです。
サイズ調整できる商品が多いですが、アジャスターを完全に解放した状態で被って、こめかみが痛いのであれば、それはもう調整できません。
LAZER(レーザー)の次の商品も街乗りには適したデザインですね。
実際に手に取るとわかりますが、重めです。
重いので、長距離サイクリングには向かないでしょう。
今回は主に街乗り用をイメージして紹介しましたが、ロードバイク等で使うもの、マウンテンバイクで使うものなど、ヘルメットは多種多様です。
オイル(チェーンルブ)
街中にはガリガリ、シャリシャリと音を鳴らしている自転車(特にママチャリ系の自転車)が溢れています。
それらの自転車はほとんどが油不足です。
スポーツバイクにはママチャリのようなチェーンケースはないものがほとんどです。
そのため、注油しないとじきに油切れとなり、チェーンなどが錆びてきてしまいます。
錆びると音鳴りがするだけでなく、変速がスムーズに行えなかったり、ペダリングの力がスムーズに伝わらなかったり、チェーン、スプロケット、チェーンリング等の摩耗が早くなったりします。
スポーツバイクに注油は必須だと思ってください。
チェーンオイル、チェーンルブ等と言われる商品も数多くありますが、スポーツバイクのケミカル類で有名なMuc-Off(マックオフ)の商品を紹介します。
チェーンオイルやチェーンルブと言われるものはドライ用、ウェット用、オールウェザー用など、使用環境によって商品が分けられています。
WAKO'S(ワコーズ)の商品は比較的、手に入れやすいと思います。
安価なAZ(エーゼット)も使用したことがありますが、比較的、油は残りにくかったです。
ただ、注油はしないよりはした方が断然良いです。
高級品でなく安価なものでも良いので、注油はしてください。
必要に応じて揃えるグッズ
必要に応じて揃えるグッズは次の通りです。
- フェンダー(泥よけ)
- ボトルケージ
- パンク対応セット(タイヤレバー、予備チューブ等)
- バッグ(サドルバッグ、フレームバッグ)
- スマホホルダー
- サイクルコンピュータ
それぞれについて簡単に紹介します。
フェンダー(泥よけ)
雨の日や雨上がりでもスポーツバイクに乗る予定があれば、フェンダー(泥除け)はあった方が良いです。
フルフェンダー取り付けの際には、スポーツバイク本体のダボ穴の有無、十分な隙間(クリアランス)の有無、フェンダーサイズ(対応するホイール径、タイヤ幅など)等を確認する必要があります。
最終的には現物を合わせてみて、工夫して取り付けることになります。
一方、簡易的なフェンダーであれば、取り付けが簡単な場合が多いかと思います。
もし、最初からフェンダー取り付けを前提としているのであれば、フェンダー付きのモデルまたはフェンダーがオプションとして設定されているスポーツバイクを選んだ方が無難です。
ボトルケージ
ボトルケージも必要に応じてですね。
素材としては樹脂製、アルミ製、鉄製、ステンレス製などがあります。
パンク対応セット(タイヤレバー、予備チューブ等)
長距離サイクリングなど遠出する場合、パンク対応のセットを持ち合わせていた方が良いです。
具体的には次のようなものが必要です。
- タイヤレバー
- 予備チューブ
- 携帯空気入れ(またはCO2インフレーター)
- (パンク修理キット:紙やすり、ゴムのり、パッチ、ピンセット等)
実際には出先でパンク修理をするのは難しい面もあるので、チューブ交換するのが妥当でしょう。
タイヤ・チューブの状態確認と対応(全周に渡り、細かくチェックし、刺さり物がある場合は除去)がものすごく大事です。
新しいチューブに変えたら、携帯空気入れで空気を入れます。
チューブ交換の作業は手が汚れやすいので、作業手袋やウェットテイッシュがあると便利です。
慣れていないと難しい作業なので、自分自身でパンク修理したり、タイヤやチューブを交換する作業は練習しておいた方が良いです。
バッグ(サドルバッグ、フレームバッグ)
バッグは先ほど紹介したパンク対応セットやカギを入れるために使うものです。
サドルバッグは1つあっても良いかなと思います。
価格もお手頃で商品数も多いTOPEAK(トピーク)は初めての方にはおすすめですね。
けっこう大きくなるLサイズもあります。
個人的にはMだと小さいけど、Lだと大きく感じました。
フレームの形状によって合う合わないはありますが、フレームバッグも様々なものが発売されています。
いずれにせよ、バッグ類は外置きのスポーツバイクにつけっぱなしにしておくと、すぐに色褪せるので、その点は要注意ですね。
スマホホルダー
過去に何種類かの商品を使ったことがありますが、一度、スマホが吹っ飛んでからは私は使っていません。
使うならSP CONNECT(エスピーコネクト)などの良い商品を使った方が良いと思います。
サイクルコンピュータ
スポーツバイクに乗っていると現在の時速が気になったり、平均時速が気になったり、走った距離が気になったりします。
そういう時に必要なのがサイクルコンピュータです。
本格的なトレーニングに使うわけではない場合、次の商品がおすすめです。
高級モデルであれば、GPS機能がついていたり、心拍数がわかったり、ケイデンスが計測できたりしますが、最初はCATEYEのエントリーモデルが良いと思います。
スポーツバイクにどんどん乗る!たまにはサイクリングへGO!
グッズの紹介が長くなってしまいましたが、スポーツバイクをゲットしたら、乗り始めることが何よりも大事です。
グッズは必要性を感じたら、徐々に揃えていけばいいのです。
お買い物・通勤・通学、なんでも良いですが、ガシガシ乗り倒してやってください。
ママチャリと比較すると、きっと自転車に乗るのが楽しく感じることでしょう。
楽しくなってきたら、今まで車で向かっていた場所(数km程度の距離)にスポーツバイクで行ってみてください。
いつも通っている道が少し違った見えるかもしれません。
もう少し長く走ってみたいと感じたら、近くにある大きめの川や湖に出かけてみてください。
なぜなら、川沿いや湖沿いにはサイクリングコースが整備されていることが多いからです。
個人的には次の理由から川沿いや湖沿いを走るのが大好きです。
- 信号がなく、ストップ・アンド・ゴーを繰り返さなくて良い。
- 車と並走しなくて良いので、神経使って走らなくても良い。
- 街中と違って緑が多いし、鳥、小動物に出会えることもある。
もっと長距離を走ってみたくなったら、サイクリングコースを開拓してみましょう。
国が指定しているサイクリングルート(ナショナルサイクルルート)があるので、近ければ足を伸ばしてみてください。
ナショナルサイクルルートと他にサイクリングコースを調べるのに参考になりそうなWebサイトを簡単に紹介します。
ナショナルサイクルルート
ナショナルサイクルルートの説明は次の通りです。
自転車は、それに乗ることそのものを楽しんだり、
また、サイクリングツアーで地域をめぐり、沿線の魅力を楽しむことができ、
全国各地で官民が連携し、自転車の活用による観光地域づくりが進められています。
ナショナルサイクルルート制度は、優れた観光資源を走行環境や
休憩・宿泊機能、情報発信など様々な取組を連携させた
サイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、
地域の創生を図るため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを
国が指定することで、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートとして
国内外にPRを行い、サイクルツーリズムを強力に推進していくものです。
ナショナルサイクルルート
現在、指定されているルートは次の6つです。
- トカプチ400
- つくば霞ヶ浦りんりんロード
- 太平洋岸自転車道
- 富山湾岸サイクリングコース
- ビワイチ
- しまなみ街道サイクリングロード
簡単に紹介しておきます。
トカプチ400
北海道帯広市を起終点とした403kmのコースです。
つくば霞ヶ浦りんりんロード
茨城県の霞ヶ浦一周を含めた176kmのコースです。
太平洋岸自転車道
千葉県銚子市から和歌山県和歌山市までの1,487kmのコースです。
富山湾岸サイクリングコース
富山県氷見市から朝見町までの102kmのコースです。
ビワイチ
琵琶湖を一周する193kmのコースです。
しまなみ街道サイクリングロード
広島県尾道市から愛媛県今治市までの70kmのコースです。
その他
他にサイクリングコースを紹介しているのは、一般社団法人自転車協会が運営しているENJOY SPORTS BICYCLEというWebサイトです。
また、自転車店のあさひが運営しているちりりんというサイトでもサイクリングコースを紹介しています。
情報量は多くないですが、参考にしてみてください。
まとめ
最後にまとめます。
いかがでしょうか。
スポーツバイクに必要なグッズがなんとなくわかったのではないでしょうか。
最初から揃える必要はなく、必要性を感じたら買い足していけば良いと思います。
それよりも、実際にスポーツバイクを使うことが大事です。
日常使い以外にも、たまには遠出でもしてみて、自分自身のお気に入りのサイクリングコースを開拓してみてください。
皆さんの楽しいスポーツバイク生活がスタートすることを願っています。