ピレネー山脈(アンドラ最高峰)のMt. Coma Pedrosa(コマ・ペドローザ)登山

アイキャッチ(34-1)登山

どうも、gordito(ゴルディート)です。

今回はアンドラの最高峰であるMt. Coma Pedrosa(2,943m)について紹介します。

それでは、さっそく本題に入っていきましょう。

Mt. Coma Pedrosa(コマ・ペドローザ)の概要

アンドラの最高峰であるMt. Coma Pedrosa(2,943m)は、アンドラ北部にあります。

アンドラはスペインとフランスの国境沿いにそびえるピレネー山脈に位置する小さな国です。

アンドラの首都アンドラ・ラ・ベリャ(真ん中の青色のピン)はフランスのトゥールーズから南に180km程度、スペインのバルセロナ(下の青色のピン)から北に200km程度のところに位置しています。

私は、スペインのバルセロナ(下の青色のピン)からバスでアンドラのアンドラ・ラ・ベリャ(真ん中の青色のピン)に移動しましたが、フランスのトゥールーズからもバスが走っていると思います。

地図1(34-2)

そして、アンドラ・ラ・ベリャ(真ん中の青色のピン)から登山の拠点になるアリンサル(上の青色のピン)という村は10km程度しか離れておらず、簡単にバスでアクセスできます。

なお、赤色のピンがMt. Coma Pedrosa(2,943m)になります。

アンドラは小さい国のため、首都のアンドラ・ラ・べリャ(下の青色のピン)からの日帰り登山も十分に可能ですが、私はアンドラ北部のアリンサル(上の青色のピン)という村に宿泊しました。

地図2(34-3)

私が宿泊したのは、Hotel Montaneという宿です。

シングルで1泊4,000円程度しましたが、全体的に綺麗な宿でした。

Hotel Montaneの口コミや宿泊料金等

アリンサルは宿が少なく、宿泊料金が高くなりやすいので、少し南のラ・マッサナという村や首都のアンドラ・ラ・ベリャに宿泊しても良いでしょう。

Mt. Coma Pedrosa(コマ・ペドローザ)の山行記録

地図3(34-4)

青色のピンがアリンサルの中心部になります。

私が泊まったHotel Montaneは、青色のピンと重なっている黄色のピンにあります。

アリンサルに宿泊した場合には、宿から登山を開始することができます。

Mt. Coma Pedrosa(2,943m)へは、北回りの登山ルートもあり、そちらの方が距離は短そうでした。

しかし、湖(いちばん左の黄色のピン)を通りたかったので、私は南回りの登山ルートを選びました。

アリンサルから最初はのんびりとした道を歩きます。

いくつか小さな滝がありましたが、水は綺麗そうでした。

小さな滝(34-5)

最初はちょっとした森の中を歩きますが、しばらくすると視界がひらけてきます。

7月に登山しましたが、花が咲いているところもちらほらありました。

花(34-6)

しばらくすると、山小屋に到着します。山小屋の写真は撮っていませんが、その付近からの景色はこのような感じでした。

山小屋付近(34-7)

山小屋では簡単な食事ができそうでした。

アリンサルの中心部(青色のピン)からこの山小屋(真ん中の黄色のピン)までは5km程度で、標高差は750m程度です。

地図3(34-4)

山小屋から少し歩いたところから振り返ると、このような感じでした。真ん中らへんに小さく山小屋が見えると思います。

山小屋方面(34-8)

ここら辺からは急な斜面になり、登り切ると湖が見えてきます。

湖1(34-9)

山小屋(真ん中の黄色のピン)から湖(左の黄色のピン)までは3km程度で、標高差は450m程度です。

地図3(34-4)

7月でしたが、まだ雪が残っていました。

湖面が凍ったところに雪が積もり、湖面の上を歩けるようになっていました。

正規の登山道から外れているようでしたが、雪面にトレースが多く残っていたので、おそらくこのルートからも登頂できると判断し、雪面を進むことにしました。

湖2(34-10)

基本的に緩やかな雪面でしたが、湖の水は冷たそうだったので、滑って落ちないように慎重に登りました。

湖面側を歩くのはなるべく避けた方が良いでしょう。

雪面を抜けたところからの景色です。

湖3(34-11)

湖面が黒色に近い藍色に見えますね。この湖の名前はnegreでした。

アンドラはバルセロナと同じでカタルーニャ語を話します。

おそらく、カタルーニャ語のnegreはスペイン語のnegroでしょう。

スペイン語のnegroは『黒』という意味になるので、おそらく、この湖は『黒い湖』を意味していると推測できます。

話しを戻します。

雪面を通り抜けると、ここからは稜線上を歩き続けることになります。

稜線(34-12)

ほどなくして山頂に到着です。

Mt.Coma Pedrosa山頂(34-13)

頂上から見た景色はこのような感じでした。

山頂からの景色1(34-14)

天気が悪かったせいもあるかと思いますが、山頂からの景色は想像を下回っていました。

山頂からの景色2(34-15)

湖(左の黄色のピン)から山頂(赤色のピン)までは1km程度で、標高差は300m程度です。

地図3(34-4)

帰りは北回りの登山ルートで下山しようと考えていたのですが、南西方面で雷が鳴り始めており、早急に下山する必要がありました。

北回りの登山ルートの方が距離は短いので、そのルートで下山しようと思ったのですが、既に通ったルートの方が道に迷わずスムーズに下山できると判断し、登りと同じ南回りの登山ルートで足早に下山しました。

アリンサルの中心部から山頂までは9km程度で、標高差は1,500m程度でした。

往復で18km程度なので、日帰りで登山が可能な山となっています。

アリンサルではなく、首都のアンドラ・ラ・ベリャに宿泊しても、日帰り登山は可能でしょう。

今回の記事は以上となります。

アンドラに行く人はあまりいませんが、アンドラは税金がかからず、何か買いたい人には良い場所だと思います。

私はiPhoneの値段しか確認しませんでしたが、カラーや容量により差はあるものの、5-8%ほど日本より安かったです。

モデルはもちろん日本版ではなく、EU版です。その点に詳しくないので買いませんでしたが、日本でも問題なく使えるでしょう(技適マークの件も考慮する必要はありそうですね)。

AirPodsなどのイヤホンやヘッドホン製品なども日本より安いはずです。

登山自体は適度に楽しめたので、そこそこおすすめです。

アンドラに行く機会があれば、ピレネー山脈で遊ぶことも検討してみてくださいね。

アンドラ以外の海外登山に興味のある方は、次の記事をご覧になってください。

【海外登山のおすすめ】登頂した海外の山(12座)を紹介します。
海外登山のおすすめ情報です。具体的には、私が登頂した海外の山々の概要をおすすめ度と共に簡単に紹介しています。基本的には初心者でも登山可能な山ばかりなので、海外登山に興味のある方はぜひご覧になってください。