どうも、gordito(ゴルディート)です。
今回はアンドラの最高峰であるMt. Coma Pedrosa(2,943m)について紹介します。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう。
Mt. Coma Pedrosa(コマ・ペドローザ)の概要
アンドラの最高峰であるMt. Coma Pedrosa(2,943m)は、アンドラ北部にあります。
アンドラはスペインとフランスの国境沿いにそびえるピレネー山脈に位置する小さな国です。
アンドラの首都アンドラ・ラ・ベリャ(真ん中の青色のピン)はフランスのトゥールーズから南に180km程度、スペインのバルセロナ(下の青色のピン)から北に200km程度のところに位置しています。
私は、スペインのバルセロナ(下の青色のピン)からバスでアンドラのアンドラ・ラ・ベリャ(真ん中の青色のピン)に移動しましたが、フランスのトゥールーズからもバスが走っていると思います。
そして、アンドラ・ラ・ベリャ(真ん中の青色のピン)から登山の拠点になるアリンサル(上の青色のピン)という村は10km程度しか離れておらず、簡単にバスでアクセスできます。
なお、赤色のピンがMt. Coma Pedrosa(2,943m)になります。
アンドラは小さい国のため、首都のアンドラ・ラ・べリャ(下の青色のピン)からの日帰り登山も十分に可能ですが、私はアンドラ北部のアリンサル(上の青色のピン)という村に宿泊しました。
私が宿泊したのは、Hotel Montaneという宿です。
シングルで1泊4,000円程度しましたが、全体的に綺麗な宿でした。
アリンサルは宿が少なく、宿泊料金が高くなりやすいので、少し南のラ・マッサナという村や首都のアンドラ・ラ・ベリャに宿泊しても良いでしょう。
Mt. Coma Pedrosa(コマ・ペドローザ)の山行記録
青色のピンがアリンサルの中心部になります。
私が泊まったHotel Montaneは、青色のピンと重なっている黄色のピンにあります。
アリンサルに宿泊した場合には、宿から登山を開始することができます。
Mt. Coma Pedrosa(2,943m)へは、北回りの登山ルートもあり、そちらの方が距離は短そうでした。
しかし、湖(いちばん左の黄色のピン)を通りたかったので、私は南回りの登山ルートを選びました。
アリンサルから最初はのんびりとした道を歩きます。
いくつか小さな滝がありましたが、水は綺麗そうでした。
最初はちょっとした森の中を歩きますが、しばらくすると視界がひらけてきます。
7月に登山しましたが、花が咲いているところもちらほらありました。
しばらくすると、山小屋に到着します。山小屋の写真は撮っていませんが、その付近からの景色はこのような感じでした。
山小屋では簡単な食事ができそうでした。
アリンサルの中心部(青色のピン)からこの山小屋(真ん中の黄色のピン)までは5km程度で、標高差は750m程度です。
山小屋から少し歩いたところから振り返ると、このような感じでした。真ん中らへんに小さく山小屋が見えると思います。
ここら辺からは急な斜面になり、登り切ると湖が見えてきます。
山小屋(真ん中の黄色のピン)から湖(左の黄色のピン)までは3km程度で、標高差は450m程度です。
7月でしたが、まだ雪が残っていました。
湖面が凍ったところに雪が積もり、湖面の上を歩けるようになっていました。
正規の登山道から外れているようでしたが、雪面にトレースが多く残っていたので、おそらくこのルートからも登頂できると判断し、雪面を進むことにしました。
基本的に緩やかな雪面でしたが、湖の水は冷たそうだったので、滑って落ちないように慎重に登りました。
湖面側を歩くのはなるべく避けた方が良いでしょう。
雪面を抜けたところからの景色です。
湖面が黒色に近い藍色に見えますね。この湖の名前はnegreでした。
アンドラはバルセロナと同じでカタルーニャ語を話します。
おそらく、カタルーニャ語のnegreはスペイン語のnegroでしょう。
スペイン語のnegroは『黒』という意味になるので、おそらく、この湖は『黒い湖』を意味していると推測できます。
話しを戻します。
雪面を通り抜けると、ここからは稜線上を歩き続けることになります。
ほどなくして山頂に到着です。
頂上から見た景色はこのような感じでした。
天気が悪かったせいもあるかと思いますが、山頂からの景色は想像を下回っていました。
湖(左の黄色のピン)から山頂(赤色のピン)までは1km程度で、標高差は300m程度です。
帰りは北回りの登山ルートで下山しようと考えていたのですが、南西方面で雷が鳴り始めており、早急に下山する必要がありました。
北回りの登山ルートの方が距離は短いので、そのルートで下山しようと思ったのですが、既に通ったルートの方が道に迷わずスムーズに下山できると判断し、登りと同じ南回りの登山ルートで足早に下山しました。
アリンサルの中心部から山頂までは9km程度で、標高差は1,500m程度でした。
往復で18km程度なので、日帰りで登山が可能な山となっています。
アリンサルではなく、首都のアンドラ・ラ・ベリャに宿泊しても、日帰り登山は可能でしょう。
今回の記事は以上となります。
アンドラに行く人はあまりいませんが、アンドラは税金がかからず、何か買いたい人には良い場所だと思います。
私はiPhoneの値段しか確認しませんでしたが、カラーや容量により差はあるものの、5-8%ほど日本より安かったです。
モデルはもちろん日本版ではなく、EU版です。その点に詳しくないので買いませんでしたが、日本でも問題なく使えるでしょう(技適マークの件も考慮する必要はありそうですね)。
AirPodsなどのイヤホンやヘッドホン製品なども日本より安いはずです。
登山自体は適度に楽しめたので、そこそこおすすめです。
アンドラに行く機会があれば、ピレネー山脈で遊ぶことも検討してみてくださいね。
アンドラ以外の海外登山に興味のある方は、次の記事をご覧になってください。