どうも、『やりたいことリスト』を作成し、実際に大胆な行動に出てしまったgordito(ゴルディート)です。
- 『後悔のない人生』を送りたいけど、どうしたらいいの?
- 『やりたいことリスト100』を作成・実行するメリットを知りたい。
- 『やりたいことリスト100』を作成する際のポイントは?
- 『やりたいことリスト100』の例を見てみたい。
- 『やりたいこと』がないけど、どうしたらいいの?
このような疑問や悩みを少しでも解決できる記事になっています。
なぜなら、『後悔のない人生』を送るために『やりたいことリスト』を作成し、実際に行動に移してきた私がその方法について紹介するからです。
この記事を読み終えると、『やりたいことリスト』を作成するメリットについて理解でき、実際に作成・実行することができるようになります。
『やりたいことリスト100』作成のすすめ
私が『やりたいことリスト』の作成・実行をおすすめする理由について紹介します。
人生は儚い
現在の日本の平均寿命をご存知でしょうか。
厚生労働省によると、平成30年(2018年)の『平均寿命』は男性81.25歳、女性87.32歳のようです(平成30年簡易生命表の概況)。
この事実を知ると、まだ人生は長いと思うでしょう。
しかし、果たしてそうでしょうか。
あくまでも平均寿命であって、あなたが平均寿命まで生きられるという保証はどこにもないのです。
近年は地球温暖化の影響なのか、大型の台風が来るようになってきました。東日本大震災のような大型の地震が次いつ来るかもわかりません。
災害大国である日本では、自分自身が台風、洪水、地震、津波や噴火等の被害者になる可能性は低くないのではないでしょうか。
また、重度の病気にかかってしまうかもしれません。交通事故であっという間に最期を迎える可能性もあるでしょう。
そんなことを言われても・・・。
と他人事だと思うのが人間です。私もずっと他人事だと思っていました。
しかし、今は他人事とは思えません。
というのも、私には若くして他界してしまった友人が複数人いるからです。
ある友人は交通事故で、ある友人は急性骨髄性白血病で命を落としてしまいました。自ら命を絶ってしまった友人もいます。
一緒に飲んだり、旅行に行ったりしてきた仲の良い友人が亡くなっていくのを目の当たりにしてきたのです。
こういう経験があるからこそ、人間は常に死と隣り合わせで生きていると認識しておいた方が良いと考えています。
なぜなら、そう認識して生きた方が、やりたいことを早めにやる癖がつき、結果として人生の満足度が上がると思っているからです。
『やりたいことリスト100』で人生の満足度を高めよう
誰だって『あれやりたかった』、『これやりたかった』と後悔して死にたくないでしょう。
人生の最期で後悔が頭によぎるのを望んでいる人がいるでしょうか。
満足度100%は難しいですが、『やりたいことは大体やったし、良い人生だったな』と、ある程度の満足感を胸に最期を迎えたくないですか。
そのためには、自分自身が何を望んでいるのかを把握し、実際に行動に移す必要があります。
そこで『やりたいことリスト』が登場するのです。
『やりたいことリスト100』作成・実行のメリット3つ
なんとなく『やりたいことリスト』が大切だとわかって頂けたと思いますが、本当に作成するメリットがあるのでしょうか。
私が実際に作成・実行して感じているメリット3つを紹介します。
『PDCサイクルを回す』習慣が身につく
『やりたいことリスト』を作成・実行することで、『PDCサイクルを回す習慣』が身につくようになります。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- See(評価)
このサイクル(Plan→Do→See)を回す習慣が身につく。
目標も何もなく生活しているとダラけてしまうのが人間です。
一方、『やりたいことリスト』を実現するためには、計画を立て行動に移す必要があるのでダラダラすることは減ります。
ここで、PDCサイクルの例をあげます。
仮に『やりたいことリスト』に次の項目を書いたとします。
- バイリンガル(日本語と英語)になる
そうすると、まずは英語の基礎学力を向上させるためにTOEICの勉強をしようと考えるかもしれません。
仮に1年以内の目標をTOEIC700点にしたとします。
そうすると、現状(仮に600点)からその目標(700点)にたどり着くためには、どのような参考書を購入し、どのぐらいの時間を勉強すれば良いか計画したりするわけです。
参考書とは別に、週1回ハリウッド映画を英語字幕で観ることも計画に含めるかもしれません。
実際に対策を立て、勉強し、受験して結果が出るわけです。
TOEIC700点を超えたら、次はTOEIC800点を目指すかもしれません。
超えなかったら、そもそもの計画が妥当ではなかったか、計画通りの勉強時間を確保できなかったか等を評価し、次の計画に生かしたりするわけです。
別のアプローチも考えられます。
英語力向上(特に日本人が弱いスピーキング能力の向上)に最も大事なのは私生活を『英語漬け』にすることだと考え、フィリピン、フィジーやマルタなどの語学学校に通うことを計画するかもしれません。
語学学校に通うためには、ある程度のお金が必要なので、週5日のアルバイトを数ヶ月頑張り、海外語学学校に1ヶ月間行けるだけのお金を貯めたりするわけです。
語学学校に行って英語力が伸びたことを実感できたら、もっと欲が出てきて、次は1年間の海外短期留学を考え始めるかもしれません。
そして、大学の交換留学制度を調べたりするわけです。
留学の要件になっているのであれば、TOEFLなどの試験で高得点を取るために、今度はよりアカデミックな英語の勉強を始めることを計画することでしょう。
このように『やりたいことリスト』の作成・実行により、『PDCサイクルを回す習慣』が身につくようになります。
『Do』をしない限り、このPDCサイクルは回せないですからね。
『やりたいことリスト』を作成して、ただ眺めているだけでは何も始まらないので注意が必要です。
ポジティブ志向になる
『やりたいことリスト』を整理することは、非常に『ポジティブ』なことです。
やりたいことや、なりたい自分を想像し、行動することは『未来志向』であり、日々の生活が明るくなります。
先ほどの『バイリンガル(日本語と英語)になる』というのも『ポジティブ』で『未来志向』の内容ですよね。
ちなみにですが、『できなかったことリスト』を作成し、眺めてみてください。
きっと『ネガティブ』で『過去志向』の状態に陥ってしまうでしょう。
- 大学受験で第一志望校だけでなく、第二志望校にも第三志望校にも合格できなかった。
- 好きな異性に想いを伝えるチャンスがあったのに、どうせ無理だと思ってできなかった。
- ダイエットに挑戦したが、三日坊主に終わってしまった。
『やりたいことリスト』の実行でうまく行かない場合も多々あるのですが、そういう場合は『できなかった』とするのではなく、『試行錯誤中』と前向きに考えた方が良いです。
人生の満足度が高まる
『やりたいことリスト』を作成・実行すると、どの項目が達成できて、どの項目が達成できていないのかが一目瞭然になります。
そして、達成できた項目が増えれば増えるほど人生の満足度は高まることでしょう。
先ほどの『バイリンガル(日本語と英語)になる』が達成できたら、少なからず満足感を得ることができるはずです。
『やりたいことリスト100』作成上のポイント3つ
『やりたいことリスト』作成上のポイントを3つ紹介します。
『やりたいこと』は100個でなくても良い
後ほど紹介するロバート・ハリスの「人生の100のリスト」が有名な本なので、リストは『100個』あった方が良いとする人が多いです。
ですが、個人的には『個数』に縛られる必要はないと考えています。
『やりたいことリスト100』ではなく『やりたいことリスト50』でもいい。
むしろ『100個』とか個数に縛られると、別にやりたいと思っていないことも無理やりリストに含める恐れがあります。
そうすると、その項目に対するワクワク感がないどころか、ただ単にリストに含められているだけの状態になってしまいます。
また、内容によっては1つのリストを複数に分解し過ぎるあまり、最も大きな目標を見失う恐れがあります。
例えば、先ほどの『バイリンガル(日本語と英語)になる』をリストの1つにした場合、次のように分解することもでき、項目数はいくらでも増やせます。
- TOEIC700点
- TOEIC800点
- TOEIC900点
- 英検準1級
- 英検1級
- 海外語学学校(1ヶ月)
- 交換留学(1年)
- 海外での就職(3年)
100個へのこだわりは不要だと考えているので、これから先は『やりたいことリスト100』ではなく、『やりたいことリスト』という記載にします。
また、ケースバイケースなのですが、大きな枠で考えてリスト化することをおすすめします。
具体的な方が好ましいですが、抽象的でも良いと思います。
『やりたいことリスト』に記載した1つ1つの項目について、さらに深掘りする作業は必ず必要になってくるので、その段階で具体的にすればいいです。
ちなみに私の場合、最初に作成した『やりたいことリスト』の項目は10個にも満たないです。
『やりたいこと』に優先度や期限を設定する
特にやりたいことやタイムリミットがあるものなどを考慮して、『やりたいことリスト』の各項目に『優先度』や『期限』を設定してあげましょう。
タイムリミットの例としては、『ワーキングホリデーをしたい』とか『子供が欲しい』とかですね。
『やりたいことリスト』は修正が大切
『やりたいことリスト』を作成していると、つまづくことが多々あると思います。
グループ分けで悩んだり、抽象的過ぎるかなと悩んだり、本当にやりたいことなのか疑問に思ったりすると思います。
でも、最初はそれで全然問題ありません。なんとなく作成してみて、一応完成すれば良いのです。
最初から完璧なリストなどできないでしょう。
そもそも完璧なリストなど永遠にできません。
大切なのは作り終えた後に適宜、『修正』を加えていくことです。
項目を追加したり、削除したり、グループ分けをしてみたり、より具体的にしてみたりと試行錯誤する必要があります。
そうすることで、徐々に納得のいくリストになっていきます。
『やりたいことリスト』は、一時期的(単発)なものではなく、継続的なものだと考えて下さい。
『やりたいことリスト』の例
例を示さないとイメージができないと思いますので、『私のケース』と『サンプルケース』を紹介しておきます。
私の『やりたいことリスト』
『やりたいことリスト』に記載した中で、特に優先度が高く、すでに行動に移した2つを紹介します。
世界中を旅したい
私は親の影響で小さい頃から、国内外をよく旅行していました。
見知らぬところに行って、観光したり、名物料理を食べたり、よくわからない言葉を聞いたりするのが、とても楽しくて好きでした。
そして、いつからか世界の全ての国と地域に行ってみたいと思うようになっていました。
せっかく地球に生まれたのだから、日本という小さな島国だけでなく全世界を訪れ、知らないエリアをなくしたいという欲望が生まれたのです。
そこで『世界中を旅したい』という少し抽象的な項目を設定しました。
深掘りしていく中で、本当は全ての国と地域(国連加盟国:193カ国、日本が国家承認:196カ国)に行きたいけど、時間的にも金銭的にも厳しいので、当面は『47都道府県』と『100カ国・地域』に行くと決めました。
世界中の山々に登りたい
私は大学生の時に、インドの日系企業でインターンシップをしていました。
その頃、休暇をもらってネパールのポカラに旅行に行ったのですが、そのポカラ周辺の山々がものすごく綺麗で、一気に山に魅了されてしまいました。
その後、年末年始の長期休みでも再度ネパールを訪れ、エベレスト街道を歩きました。
山頂を目指すものではなくただの歩きなのですが、顔を覗かせる山々(特にアマ・ダブラム)が本当に格好良くて、とても感動したのを覚えています。
帰国後、高校時代に山岳部に所属していた知り合いと、小さい頃から親父と日本の山々に登ってきた知り合いに連絡を取り、登山仲間を作りました。
それからというもの、登山シーズンには登山仲間とたくさんの山々に登ってきました。
しかし、それでは物足りず、だんだんと地方の山や海外の山に登ってみたいという欲が出てきていたので、『世界中の山々に登りたい』をリストに含めました。
より具体的にしていく段階で、海外は行く国々で山を調べることとし、日本は百名山(登山不可能な山もありそうでしたが)を当面の目標にしました。
『やりたいことリスト』のサンプル
『やりたいことリスト』のサンプルを記載しておきます。
先ほど紹介した通り、リストは必ずしも100個である必要はないと考えています。
設定は次の通りです。
25歳男性、会社員(保険会社の入社3年目)、趣味は音楽(昔から続けているバンド)、お酒好き(特にワイン)。食べ歩きも好き(特にラーメン)。
『優先度』は高中低の3段階としました。
優先度 | 期限 | |
営業成績トップ3位 | 中 | 1年以内 |
FP2級の取得 | 高 | 半年以内 |
FPとして独立 | 高 | 30歳 |
『やりたいこと』がない方へのアドバイス
アンテナを立て刺激を受けよう
『やりたいことが見つからない』という方もちらほらいると思います。
そのような方々は、たくさん『刺激』を受けた方が良いと思います。
本を読んだり、テレビを見たり、映画を観たり、スポーツ観戦に行ったり、美術館に行ったり、人に会ったり、フットワークを軽くして生活しましょう。
アンテナ立てて、たくさん『刺激』を受ければ、何かしら興味を持つものが出てくるはずです。
『やりたいことリスト』作成のサポート
やりたいことが見つからない方(そうでない方も)は、『やりたいことリスト』に関連した映画や書籍に触れてみるのも1つでしょう。
『最高の人生の見つけ方』は有名ですね。ちょっとリアリティに欠ける部分があるのですが、参考にはなると思います。
ちなみに、私は観ていませんが、昨年(2019年)日本でリメイク版が上映されたようです。
有名な本であるロバート・ハリスの「人生の100のリスト」を読んでも良いでしょう。
著者の『やりたいことリスト』には普通の項目もあれば、『まさか・・・』という項目もあるのでちょっと面白いです。
これらは『やりたいことリスト』作りの手助けになったり、実際に行動に移す際の後押しになるかもしれません。
『やりたいことリスト』を実行しよう
『やりたいことリスト』を作成したら、実際に行動に移しましょう。
優先度が高いものや簡単に始められるものから手をつけるのが良いと思います。
実際に行動に移すことは『最も重要』かつ『最も困難』だと考えて、心して取り掛かりましょう。
作成したことに満足して、実際に行動できない人が多くいますからね。
NIKEさんがアドバイスしてくれていますね。
JUST DO IT
素晴らしいスローガンです。
私の場合、『やりたいことリスト』の中からピックアップした2つ(旅行と登山)を早期に実現するために会社を退職しちゃいました。
なぜなら、その2つは『優先度』が非常に高く、自分の人生の満足度を左右すると考えたからです。
そんなこんなで、約4年間かけて日本中、世界中を旅し、47都道府県と海外約100カ国に訪問しました。
また、国内では地方の山々(主に百名山)を中心に登り、海外ではルーマニア、ウクライナ、ポーランド、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、アンドラ、マラウィ、ボリビアやアルゼンチンなどの山々に登りました。
海外のどのような山に登山したのか興味のある方は、次の『海外登山まとめ』がおすすめです。
まだ物足りない部分(百名山はまだ半分弱)はあるのですが、この2つ(旅行と登山)に関しては現在の状況でも満足度は十分に高いです。
まとめ
最後に、簡単に記事の内容をまとめておきます。
- 後悔のない人生にするために『やりたいことリスト』を作成・実行しよう。
- 『やりたいことリスト』作成のメリットは次の3つ(1.『PDCサイクルを回す』習慣が身につく、2. ポジティブ志向になる、3. 人生の満足度が高まる)。
- 『やりたいことリスト』作成のポイントは次の3つ(1.『やりたいこと』は100個でなくても良い、2. 『やりたいこと』に優先度や期限を設定する、3. 『やりたいことリスト』は修正が大切)。
- 『やりたい』ことが見つからないのであれば、アンテナを立て刺激を受けましょう。
- 『やりたいことリスト』を作成したら、実際に動き出そう。
『やりたいことリスト』を作成するメリットや作成上のポイントついて理解でき、実際に作成しようと思って頂けたのではないでしょうか。
軽い気持ちで良いので、実際に作成してみてくださいね。
では、『やりたいことリスト』を実行することで、本当に後悔のない人生になったのでしょうか。
また、内容によると思いますが、『やりたいことリスト』を実行し続けることのデメリットもあったりします。
その辺りは、実際に『やりたいことリスト』を作成し、行動に移したからこそ実感できたように思います。
その辺について、知りたい方は次の記事もご覧になってください。