【公認会計士短答式試験の合格率】短答を突破すれば合格は近い!

公認会計士短答式試験の合格率 - アイキャッチ(86-1)公認会計士

どうも、公認会計士試験を無事に突破したgordito(ゴルディート)です。

  • 公認会計士の短答式試験の合格率ってどのくらいなの?

このような疑問を解決できる記事になっています。

なぜなら、直近5年分の短答式試験の合格率を紹介するからです。

記事を読み終えると、短答式試験の難しさが理解できる一方、短答式試験を突破すれば公認会計士試験の合格が見えてくることがわかります。

公認会計士短答式試験の合格率の推移(5年10回分)

短答式試験の合格率(80-4)

上の図は直近5年(10回分)の短答式試験の合格率を示しています。

最も合格率が低かったのは、2017年第II回試験の9.7%です。

一方、最も合格率が高かったのは、2017年第I回試験の19.8%です。

ここ5年は合格率15%前後で推移しています。

10人受験して1-2人しか合格できないので、資格試験の中でも難関の部類に入るでしょう。

突破するのが難しい短答式試験こそが、公認会計士試験合格のキーになります。

言い換えれば、短答式試験を突破できれば、公認会計士試験の合格にかなり近づきます。

その理由は次の通りです。

  • 短答式試験を突破するとモチベーションが高まる
  • 短答式試験を突破すれば、次回以降、短答式試験免除となる
  • 論文式試験では成績上位を目指す必要はない

短答式試験を突破するとモチベーションが高まる

当たり前ですが、短答式試験を突破すれば、論文式試験に対するモチベーションが俄然高まります。

一方、短答式試験に落ちてしまうと、『また短答式試験を受けないといけないのか・・・』と落ち込みやすくなります。

1-2回で短答式試験を突破できれば良いですが、3回も4回も受験すればだんだんと嫌になってきて、結果的に公認会計士を諦めることになるでしょう。

このように短答式試験の合否がモチベーションの高さに強く影響してくるのです。

この観点からも短答式試験が公認会計士試験のキーと言えるでしょう。

モチベーションが枯渇しないよう少ない受験回数で短答式試験を突破したいですね。

短答式試験を突破すれば、次回以降、短答式試験免除となる

短答式試験を突破すれば、次回以降、再度短答式試験を受験する必要がなくなります。

正確には、短答式試験合格発表の日から起算して2年を経過する日までに行われる短答式試験が免除となります。

そのため、短答式試験に合格すると非常に安心します。

私自身も短答式試験の突破が確定した時は、安心したと同時に論文式試験合格に自信を持てるようになりました。

短答式試験のことを考える必要がなくなり、論文式試験だけに集中できるので、必然的に論文式試験の合格は近づきます。

論文式試験では成績上位を目指す必要はない

短答式試験では上位15%程度に滑り込まないといけないわけですが、論文式試験ではそこまでの成績は必要ありません。

論文式試験では上位35%程度に滑り込めば良いのです。

ここ5年間の論文式試験の合格率が35%程度です。

論文式試験の受験者は短答式試験を突破した強者ばかりだから、その中で上位35%はなかなか厳しいという意見があると思います。

しかし、正誤がはっきりしている短答式試験と異なり、論述の多い論文式試験では、短答式試験ほど得点の差がつきにくいはずです。

短答式試験の得点分布は公表されているのに、論文式試験の得点分布は公表されておらず、推測の域は出ませんが・・・。

論文式試験では多くの受験生が正答するであろう問題を取りこぼさないことが大事になります。

多くの人が正答できないような難しい問題を正答する必要はないのです。

取りこぼしがなければ上位35%は余裕です。

というのも、多くの受験生は少しでも高得点を狙おうとして(全ての問題を解こうとして)、ケアレスミスするからです。

簡単だと思う問題に多くの時間をかけケアレスミスを無くすように心掛けましょう。

短答式試験ほど上位を取る必要はないですよ。

まとめ

公認会計士短答式試験の合格率 - まとめ(86-3)

最後にまとめます。

まとめ
  • 公認会計士短答式試験の合格率は15%程度(直近5年10回)
  • 短答式試験を突破すれば、公認会計士試験の合格はすぐそこ!
  • まずは短答式試験の合格に全力を注ぐことが大切!

いかがでしょうか。

短答式試験の合格率は低く、難関試験であることがわかったのではないでしょうか。

一方で、短答式試験さえ突破してしまえば、公認会計士試験の合格が見えてくることもご理解頂けたと思います。

短答式試験を突破すれば、モチベ高まるし、もう短答式試験受けなくて良いから論文試験試験対策に特化できるし、短答式試験ほど必死こいて上位に食い込む必要がありません。

もし受験されるのであれば、まずは短答式試験だけにフォーカスして全力を注いでくださいね。

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