どうも、gordito(ゴルディート)です。
- 公認会計士と会計士って何が違うの?
このような疑問を解決できる記事になっています。
なぜなら、会計士から公認会計士になった経験のある私が両者の違いを紹介するからです。
記事を読み終えると、公認会計士と会計士の違いをしっかりと理解することができます。
『公認会計士』と『会計士』の違い
早速、『公認会計士』と『会計士』のそれぞれの内容について簡単に紹介します。
公認会計士とは
結論から言うと、公認会計士は公認会計士名簿に登録されている人のことです。
順を追って説明しますね。
まず、公認会計士として資格を有するには、次の3要件が必要です。
3要件を充足しても、まだ公認会計士としての資格を有するだけです。
公認会計士になるには、公認会計士協会に備えられている公認会計士名簿への登録を受けなければなりません。
この点は、公認会計士法17条、18条に記載があります。
第十七条 公認会計士となる資格を有する者が、公認会計士となるには、公認会計士名簿に、氏名、生年月日、事務所その他内閣府令で定める事項の登録(以下この章において単に「登録」という。)を受けなければならない。
第十八条 公認会計士名簿及び外国公認会計士名簿は、日本公認会計士協会に、これを備える。
公認会計士法
つまり、3要件を充足し、公認会計士名簿に登録された人が公認会計士になるのです。
ちなみに公認会計士名簿に登録されると、公認会計士等検索システムで公認会計士として表示されるようになります。
検索システムを使えば、公認会計士のちょっとした情報を検索できちゃいます。
その辺りに興味のある方は次の記事を覗いてみてください。
会計士とは
一方、会計士に関する定義や法令等はありません。
そのため、会計実務に従事していれば(していなくても)、会計士を名乗って問題ありません。
正直、『公認会計士』か『会計士』かを気にするのは、公認会計士業界に関わる人間だけのような気がしています。
事実、私が監査法人に勤務していた時、まだ公認会計士を名乗れない場合に、会計士と名乗っている同期がいましたね。
つまり、公認会計士試験合格後、公認会計士登録前の人たちが、『会計士』という言葉を使っているイメージです。
繰り返しになりますが、『会計士』は誰でも名乗ることができちゃうものなのです。
まとめ
最後にまとめます。
いかがでしょうか。
公認会計士と会計士の違いが理解できたのではないでしょうか。
公認会計士に興味のある方は、公認会計士のメリットに関する次の記事がおすすめです。
もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。
公認会計士のデメリットに興味のある方は次の記事をご覧ください。
公認会計士になるための要件等について詳しく知りたい方は次の記事がおすすめです。