どうも、FP3級に合格したgordito(ゴルディート)です。
FP3級の勉強に適したWebサイト(YouTube含む)はないの?
このような疑問や悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、FP3級の勉強ができる Webサイトを調査した結果を紹介するからです。
記事を読み終えると、FP3級の勉強に適した Webサイトがわかり、勉強を始めることができます。
FP3級の勉強サイト(YouTube含む)比較
FP3級の勉強ができる『Webサイト』と『YouTube』の動画を紹介します。
結論から先に言うと、インプットで有用なのは『お金の寺子小屋』のYouTube動画、アウトプットで有用なのは『FP3級ドットコム』の過去問道場です。
『学科試験』のアウトプット練習に限れば、前回紹介したアプリが有用でしょう。
それでは、1つ1つについて簡単に紹介します。
FP3級の勉強サイト 1:お金の寺子小屋
『お金の寺子小屋』はCFP6科目同時合格者が運営するWebスクールと謳っているWebサイトになります。
YouTubeを用いた『無料講義』を配信すると共に、『練習問題』、『過去問(解説付き)』をWebサイト上で解くことができます。
総評
ほとんどのWebサイトは、『過去問』を掲載しているだけで、アウトプット能力の向上に重きを置いていると言えます。
インプットは別途、『テキスト(参考書)』や『予備校』で行うことが前提ということでしょう。
しかし、『お金の寺子屋』は、YouTubeに全82回の動画をアップしてくれており、インプット能力の向上を図ることができます。
83動画ありますが、修正前の動画が1本混ざっています。
予備校に通わずに講義を受講できるという感じですね。
オリジナルの『テキスト』も販売しているようですが、2,900円と市販のテキストよりも高いので、動画を見ながら必要な箇所を自前のノートにメモしていく学習スタイルになると思います。
ノートに書いていくスタイルだと『効率性』は良くなさそうですね。
FP3級の勉強サイト 2:FP3級ドットコム - 過去問道場-
『FP3級ドットコム』は過去10年分以上の『過去問(解説付き)』を解くことができるWebサイトです。
投稿頻度は高くないですが、 Webサイト内に『掲示板』もあるので、悩みや疑問がある場合には『掲示板』に投稿することもできます。
総評
機能が多く、Webサイトのデザインも素人っぽくないので、比較的、使いやすいと思います。
特に『過去問』の『実技試験』を気軽に解きたい場合には、おすすめできるWebサイトです。
『解答』と『解説』の間、『解説』と『次の問題(ボタン)』の間に比較的大きめの広告が貼られており、利用者によっては煩わしさを感じるかもしれません。
『学科試験』はアプリで解く方がストレスがないかもしれません。
FP3級の勉強サイト 3:3級FP過去問解説
『3級FP過去問解説』は人気アプリのWebサイト版になります。
このアプリについては、前回の記事で紹介しています。
総評
Webサイトよりアプリの方が使い勝手が良いので、Webサイトを利用する必要はなさそうです。
しかし、Webサイトから過去問解説集の無料ダウンロードができるようになっているので、印刷して問題を解きたい人には有用です。
直近の過去問はダウンロードできない点が難点です。
FP3級の勉強サイト 4:どりめざFP合格ネット
『どりめざFP合格ネット』では『テキスト』の一部を閲覧できると共に、『過去問(解説付き)』、『予想問題』を解くことができます。
総評
Webサイトのデザインが良くなく、使い勝手は悪そうです。
しかし、『テキスト』の一部をWebサイト上で公開してくれています。
FP3級の内容を知りたいけど、本屋に行くのが難しい人には有用な情報でしょう。
FP3級の勉強サイト 5:金融財政事情研究会と日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
FP試験の実施団体です。
各々のWebサイトで過去問を確認することができます。
総評
過去問を確認する人の多くが訪問するWebサイトでしょう。
PDF版で過去問をダウンロードできますが、印刷すれば本番さながらに問題を解くことができるのが良い点でしょう。
FP3級を受験する場合、最低1回は過去問を印刷して本番と同じ試験時間(学科試験2時間、実技試験1時間)で問題を解くことをおすすめします。
解答に『解説』がないのが難点なので、普段の学習には他のWebサイトやアプリを利用した方が効率は良いでしょう。
FP3級の勉強サイト 6:おーちゃん【1級FP技能士】TV - YouTube -
『おーちゃん【1級FP技能士】TV』は比較的人気のあるYouTube動画です。
Webサイトもあり、『動画』と『文章』を織り交ぜながら勉強できます。
総評
2020年4月現在で1万人近いチャンネル登録数があり、人気は高いです。
『お金の寺子屋』のようにFP3級だけに特化した一連の動画をまとめた再生リストがありません。
私が発見できないだけかもしれませんが、再生リスト一覧がごちゃごちゃです。
なので、最初から最後まで動画で勉強するというよりは、気になる分野の動画をつまみ食いしていくのが良いと思います。
FP3級試験の分野や内容について把握している人は、Webサイトの合宿を1日目から始めてみても良いかもしれません。
FP3級の勉強サイト 7:STUUUDY! - YouTube -
『FP3級無料講座』として19本のYouTube動画をアップしています。
総評
無料なのに講義の質が高いです。
『お金の寺子小屋』よりもクオリティが高いと感じるので、もし、全分野網羅したら、FP3級の無料動画としては最も人気のあるコンテンツになるでしょう。
しかし、残念なことにFP3級の全分野を網羅しておらず、15-20%程度のカバー率です。
FP3級の勉強サイト(YouTube含む)のデメリット
FP3級のWebサイト(YouTube含む)のデメリットを紹介します。
データ通信量が膨大になる。
調査した結果、結局、基礎的なインプットに関してはYouTube動画に頼らざるを得ないのが現状です。
最も体系的に『FP3級合格』を目指せるYouTube動画は『お金の寺子屋』ですが、全ての講義を視聴するのに12時間以上かかります。
昨今は格安SIM利用者の割合も増え、月3GB程度のデータ通信で抑えようとしている人も多いことでしょう。
そういう方々には、YouTube動画での勉強は向きません。
無料Wi-Fiに接続できる場所が増えてきたので、それを活用する手もあります。
むしろ、市販のテキスト(参考書)を購入してしまった方が時間もお金も節約できます。
暗記すべき項目をタイムリーに確認できない。
特にインプットに関してですが、WebサイトやYouTube動画だと、暗記したい図表をタイムリーに把握することが困難です。
効率性ではテキストに劣ってしまうと思います。
例えば、次のような『NISA』と『つみたてNISA』の内容の比較を確かめたい時、WebサイトやYouTube動画だと探すのに苦労することでしょう。
NISA | つみたてNISA | |
非課税 投資枠 | 新規投資額で 毎年120万円が上限 ※最大600万円 | 新規投資額で 毎年40万円が上限 ※20年間で最大800万円 |
非課税 期間 | 最長5年間 ※ロールオーバー可能 | 最長20年間 |
金融庁の『NISA特別ウェブサイト』の情報を独自加工しています。
一方、テキストであれば、このような図表をすぐに探すことができます。
結論
効率的にインプットしたいのであれば、テキストによる学習が良いでしょう。
まとめ
最後の簡単にまとめておきます。
- FP3級の勉強ができるWebサイト(YouTube含む)はそれなりにある。
- インプットで有用なのは『お金の寺子小屋』のYouTube動画。
- アウトプットで有用なのは『FP3級ドットコム』の過去問道場。
- その他、適宜、他のサイトを活用するのが良い。
- 費用や効率性を考えたら、インプットに関してはテキスト(参考書)の方が望ましい。
- 『学科試験』のアウトプットはWebサイトよりアプリが有用。
FP3級の勉強に適した Webサイトがわかった共に、Webサイト学習のデメリットも理解できたのではないでしょうか。
記事内でも紹介しましたが、『学科試験』のアウトプット能力向上には、アプリの活用がおすすめです。
FP3級のおすすめアプリを知りたい方は次の記事をご覧になってください。
また、効率的にインプットしたい方はテキストの方がおすすめです。
おすすめテキストに興味のある方は次の記事をご覧になってください。