どうも、数々の資格試験を受験してきたgordito(ゴルディート)です。
- 履歴書の資格欄に何か書きたい!
- 日々の生活に実際に役立つ資格試験はなんだろう?
このような悩みや疑問を少しでも解決できる記事になっております。
なぜなら、資格試験をたくさん受験してきた私がおすすめする資格試験を紹介するからです。
この記事を読み終えると、どの資格試験を受験すべきか判断できるようになります。
資格試験の受験歴
私自身が、どのような資格試験を受験してきたかを記載しておかないと記事の信頼性が担保されないですよね。
そのため、最初に私がこれまでに受験してきた資格試験を列挙します。
- 実用英語技能検定(英検)2級
- 実用フランス語技能検定試験(仏検)3級
- 環境社会検定試験(eco検定)
- 日商簿記検定試験2級
- 公認会計士試験
- ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)2級
- 応用情報技術者試験(AP) ※情報処理技術者試験の1つです。
さらに、公認会計士は税理士登録と行政書士登録が可能なのですが、税理士試験、行政書士試験を受験したわけではないので同様に省いています。
並べて見ると意外と少ないですね。
資格マニアと名乗るのは時期尚早のような気がします。
まぁ、でも一般の人よりは多いはずなので良しとします。
この中で、私がおすすめするのは次の3つです。
それぞれについて詳しく紹介していきます。
おすすめ資格試験 1:FP技能検定
1.おすすめ理由
なぜ、FP技能検定をおすすめするのか。
それは、我々の生活に大いに関わってくるからです。
これらは全てFP技能検定の試験範囲内です。
ほとんどの内容が私たちの人生に関係し、しかも基本的にどれもお金が関係してきます。そういう意味で知っておくべき内容と言えるでしょう。
生きていく上で必要な知識(お金にまつわる知識)を体系的に学べるのがFP技能検定なのです。
2.試験範囲
日本FP協会のWebサイトに3級の試験範囲が掲載されているので、学科試験の一部のみを抜粋して記載します。
いかがでしょうか。
学生の方はピンと来ないかもしれませんが、社会人の方はほとんど全ての項目が自分自身に関係する内容だと感じるのではないでしょうか。
3.実施団体・検定費用・合格率等
試験の実施団体は『金融財政事情研究会』と『日本FP協会』という2団体あります。
どちらの試験も2級までは同じですが、1級を目指すルートと、2級合格後に研修を受けてCFP認定者を目指すルートに分かれます。
ちょっとややこしいですねぇ。
詳細な説明は割愛するので、興味のある方はググってみてください。
受験料は3級で6,000円、2級で8,700円と試験内容に比して若干高めです。
3級と2級は年に3回実施されています。
合格率は、3級で70%前後、2級で40%前後と比較的高めです。
実生活に役立てたいだけであれば、FP技能検定は3級だけ受ければ良いと思います。
3級で7-8割程度の点数が取れれば、各項目について、なんとなく知っている状態になるでしょう。
保険会社などFP技能が仕事で役立つ会社に就職したい場合には、2級までは取得しておいた方が良いと思います。
どのみち就職後、取らされることになると思います。
FP2級が採用に有利になるとは思えませんが、『興味がある』ことは理解してもらえると思います。
おすすめ資格試験 2:情報処理技術者試験
1.おすすめ理由
なぜ、情報処理技術者試験をおすすめするのか。
それは、現代の生活にIT知識が必須となっているからです。
1人1台のスマホを持つ時代であり、それに加えて、会社に就職すれば、パソコンと携帯電話が貸与され、複数の端末を使用することになる人も多いでしょう。
機器を使いこなすことはある程度できても、仕組みを理解している人は多くないのではないでしょうか。
私もその1人で、IT知識は全くありませんでした。
全部、説明できるでしょうか。
お金にまつわることほど重要性はありませんが、これからの時代を生きるのであれば、ITに関する知識は必要でしょう。
近い将来、小学校でプログラミング言語の授業が取り入れられると話題になりました。
また、先日のニュースで見ましたが、政府は2024年度までに全国の小中学生を対象に、パソコンやタブレット型端末を学校で1人1台使える環境を整備する方針を固めたようです。
今後、ますますIT知識は必要となってくることは明らかなので、基礎だけでも知っておいた方が良いと思います。
2.試験範囲
情報処理技術者試験の試験要項ver.4.4にITパスポートの試験範囲が掲載されているので、一部抜粋して記載します。
最も重要な分野はテクノロジ系であり、この分野の勉強をすると、ITに対する理解が深まります。
3.実施団体・検定費用・合格率等
試験の実施団体は『情報処理推進機構』です。
受験料はITパスポート試験も基本情報技術者試験も7,500円です。
ITパスポート試験はCBT方式(コンピュータで)の試験であり、年間を通して好きな時に受験が可能です。
基本情報技術者試験もCBT方式に変わっており、一定の期間内の好きな日時に受験が可能となっています。
合格率は、ITパスポート試験で50%前後、基本情報技術者試験で25%前後となっています。
私はITパスポート試験を飛ばして基本情報技術者試験を受験しましたが、IT業界に就職したいと思っていないのであれば、ITパスポート試験の受験で十分だと思います。
私はIT業界に転職する予定は一切ないですが、趣味で受験しています。
ITパスポート試験だけでも基本的な知識は習得できるでしょう。
もしIT業界に就職したいのであれば、学生のうちに基本情報技術者試験まで合格しておくと良いでしょう。
おすすめ資格試験 3:日商簿記検定試験
1.おすすめ理由
なぜ、日商簿記検定をおすすめするのか。
それは、社会人としてある程度は知っておいた方が良いからです。
なんとも、ふわふわした理由ですね。
企業に関する次のようなニュースを見たりしませんか。
トヨタ自動車の売上高が30兆円を超え、営業利益は2兆5千億円程度で前年比2.8%増になったとか、今年は上場企業の自社株買いがブームになっているとか、ソフトバンクが投資失敗で赤字転落とか。
そういう企業がらみのニュースの裏側には簿記が絡んでいることがあります。
だからこそ、簿記の知識は知っておいた方が望ましいのです。
複式簿記のこと、貸借対照表(資産、負債、純資産)のこと、損益計算書(収益、費用)のことは、最低限おさえておいた方が良いと思うので、おすすめの資格試験としてピックアップしました。
2.試験範囲
商工会議所簿記検定試験出題区分表に出題範囲が記載されているので、一部抜粋して記載します。
最初の2つの資格試験と比較して、初めて見る単語も多いのではないでしょうか。
馴染みがないのでハードルが高く感じることでしょう。
簿記は、帳簿記録ですから、初めて勉強する人にはつまらない内容だと思います。
ですが、自分自身の家計にも応用できる話しなので、機会があれば勉強してみましょう。
3.実施団体・検定費用・合格率等
試験の実施団体は『日本商工会議所』です。
受験料は、3級で2,850円、2級で4,720円となっており、お財布に優しい設定になっています。
3級、2級ともに年に3回実施されています。
合格率は3級で50%前後、2級で25%前後となっています。
雰囲気を掴めれば良いので、3級だけ受験すれば十分でしょう。
1つ1つ仕訳をして、その積み重ねで、会社の成績表たる貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)ができるのを実感できると、企業のニュースなどをより深く理解できるようになります。
入社後に『経理部門』に配属されたいのであれば、最低2級、できれば1級を取得しておきたいですね。
まとめ
最後にまとめます。
私のおすすめする資格試験は次の3つになります。
- FP技能検定
- 情報処理技術者試験
- 日商簿記検定試験
いかかでしょうか。
履歴書に書くのに適した資格試験、実生活に役立つ資格試験がどの資格試験なのか判断できるようになったのではないでしょうか。
『資格試験』は、その分野を体系的に勉強できるので、趣味として取り組むのも良いと思います。
FP技能検定に興味がある方は、より詳しくまとめている次の記事をご覧ください。
情報処理技術者試験に興味がある方は、次の記事がおすすめです。
簿記検定に興味のある方は、次の記事をご覧ください。